2019年9月15日日曜日

薬剤師さんのための健康食品情報第77号:(2019/9/8~2019/9/14)

平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等

先週の行政の動き (98日~914)

99日 「特別用途食品の表示許可等について」の全部改正について (消費者庁)

今般、病者用食品について総合栄養食品の許可基準の見直し、糖尿病用組合せ食品及び腎臓病用組合せ食品の区分新規追加並びにとろみ調整用食品の許可試験方法の見直しと共に、通知の項目及び記載順等を整理するため、別添のとおり、特用許可等通知の全部を改正し、本日(99)から施行することとしました。

特別用途食品表示許可基準並びに特別用途食品の取扱い及び指導要領
https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/health_promotion/pdf/
food_labeling_cms206_190909_04.pdf



最新版 特別用途食品に関する質疑応答集
https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/health_promotion/pdf/
food_labeling_cms206_190909_06.pdf



特別用途食品に関する質疑応答集の新旧対象表
https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/health_promotion/pdf/
food_labeling_cms206_190909_07.pdf


(KC 総合栄養食品に、「経口」だけでなく「経管」もOKとなった。糖尿病用、腎臓病用組み合わせ食品(お弁当のようなもの)のカテゴリーが新たに追加された。)



913日 特定商取引法違反の連鎖販売業者「株式会社ブレス」に対する取引等停止命令(6か月) 及び指示並びに当該業者の取締役(3人)に対する業務禁止命令(6か月)
https://www.caa.go.jp/notice/assets/
consumer_transaction_cms203_190913_01.pdf


健康食品を取り扱う連鎖販売業者である株式会社ブレス(本社:名古屋市)に対し、9月12日、 特定商取引に関する法律第39条第1項の規定に基づき、令和元年9月13日から令和2年3月12日までの6か月間、連鎖販売取引に係る取引の一部等(勧誘、申込受付及び契約締結をいい、勧誘者に行わせる勧誘及び申込受 付を含む。)を停止するよう命じました。

取引類型:連鎖販売取引

取扱商品:「グロトレクサ」及び「アップトリム」と称する各健康食品

特定商取引に関する法律に違反する行為

1)氏名等の明示義務違反

2)勧誘目的を告げずに誘引した者に対する公衆の出入りする場所以外の場所での勧誘

3)概要書面の交付義務違反

(KC  健康食品を販売している事業者の違反だが、健康食品が悪いわけではない。決められたルールを守らない販売方法が違反とされている。)


913日 インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する要請について(平成314月~令和元年6)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/
representation/extravagant_advertisement/
pdf/extravagant_advertisement_190913_0001.pdf


消費者庁では、平成31年4月から令和元年6月までの期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。 この結果、インターネットにおいて健康食品等を販売している 65 事業者による 72 商品の表示について、健康増進法第 31 条第1項の規定に違反するおそれのある文言等があった。

いわゆる健康食品 (カプセル、錠剤、 顆粒状等) 【66 商品】
 ・がん予防、動脈硬化、心疾患予防、免疫力向上、便秘 解消、アレルギー症状・うつ症状緩和、肝機能改善、生活習慣病予防、疲労回復、ダイエットに効果を有すること等を標ぼうする表示

 ・女性ホルモンの活性化に働きかけ、美白美肌、エイジ ングケアに効果を有すること等を標ぼうする表示

(KC  定期的に行っているインターネットのショッピングサイトに対するロボット検索利用による監視)


健康食品の健康被害情報(9/1~9/7) 国立健康栄養研究所HPより


(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

910日 オーストラリアTGAが基準値以上のトリカブトアルカロイドを含む製品に注意喚起

■注意喚起および勧告内容
201995日、オーストラリアTGA (Therapeutic Goods Administration) が基準値以上のトリカブトアルカロイドを含む製品「Jin Gui Shen Qi Wan」に注意喚起。オーストラリアTGAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

■解説
当該製品は気管支炎などへの効果を謳う中国伝統医薬品として販売されていたが、リスト医薬品における基準値を超える量のトリカブトアルカロイドが検出された。このため、業者 (Shen Neng Herbal Medicines Group) による自主回収が実施されている。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。
https://www.tga.gov.au/alert/
jin-gui-shen-qi-wan-oral-pills


患者さんとの会話のための話題提供


LINK de DIETより

過剰な体脂肪はうつ病のリスクを高める?

10kgの過剰な体脂肪が、うつ病の発症リスクの7%上昇と関連するようだ、というデンマーク・オーフス大学からの研究報告。

「我々はまた、体脂肪の位置はうつ病リスクに関係ないことを発見した。つまり、脂肪の直接の生物学的な効果ではなく、肥満であることの心理学的な結果であることを示唆している」とゼーレン・ディネーセン・エスタガールド博士は語っている。

研究チームは、2つの大規模遺伝データセット(英国バイオバンク、精神医学ゲノミクスコンソーシアム)のデータを解析した。英国バイオバンクのデータは33万人の遺伝子情報と体脂肪情報を含み、精神医学ゲノミクスコンソーシアムのデータは、うつ病患者135千人と345千人の健常者の遺伝子とうつ病情報を含んでいる。
https://www.nature.com/articles/
s41398-019-0516-4.epdf


オメガ-3脂肪酸の処方薬は、高トリグリセリドを効果的に低下させます

高トリグリセリド血症の治療のために処方されたオメガ-3系脂肪酸は、多くの患者の血中トリグリセリド濃度を20-30%低下させる効果を有するようだ、という米国アリゾナ大学からの研究報告。

「我々は17件のランダム化プラセボ対照臨床試験をレビューした結果、利用できるどの処方薬であっても14gの経口摂取による治療は有効であり、コレステロール低下薬のスタチンとの併用でも安全に使用できることが明らかになった」と筆頭研究者のアン・スクラスレイ博士は語っている。

現在米国では2種類のオメガ-3系脂肪酸処方が利用可能だという。ひとつはEPADHAを組み合わせたもの、別のひとつはEPAのみを含むもの。両者を直接比較した試験は実施されていないため、本レビューではどちらか一方を他方より推奨することはしていない。

スクラスレイ博士は、トリグリセリドが高い人が、処方薬以外のオメガ
-3系脂肪酸や魚油サプリメントで自分で治そうとするべきではないと言う。

米国心臓協会は2017年の科学勧告で、一般集団の心臓病を予防するために、オメガ-3系脂肪酸サプリメントの臨床使用をサポートする科学的研究が不足していると指摘している。
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/
CIR.0000000000000709


(KC  一般の人はEPA高かかか家から同じと考えるかもしれないが、医薬品のEPAと食品のEPAではエチルエステルとトリグリセライドで違うものなので、当然といえば当然の結果である。)

プロテインシェイクは運動後の筋肉痛を癒さない!?

プロテイン(たんぱく質)シェイクは、長い間スポーツバッグの必需品と言われ、筋肉の回復を促進し運動後の筋肉痛の最小化するとされてきたが、筋肉痛を抑える最良の方法とは言い難いようだ、という英国リンカーン大学からの研究報告。

研究チームは、ホエイたんぱく質ベースのシェイクもミルクベースのフォーミュラも、炭水化物のみの飲料に比べて、レジスタンス運動後の筋肉の回復速度を促進しないことを発見した。

ランダム化二重盲検法により30名の男性参加者を対象に実験が行われた。参加者は少なくとも1年間レジスタンス運動の訓練を経験していた。研究チームは、3群に分け、各々に、ホエイたんぱく質ベース飲料、ミルクベース飲料、フレーバー付きデキストロース(炭水化物)飲料を、インテンシブレジスタンス訓練セッションの後に摂取させた。

再検査は、インテンシブレジスタンス訓練セッションの24時間後および48時間後に実施された。

研究チームは、参加者に筋肉の痛みのレベルを視覚的スケールを用いて、痛みなし(0)から最悪(200)まで点数化した。参加者はまた、彼らの筋肉機能について一連の検査を受けた。

その結果、筋肉痛の有意な上昇が訓練後24時間から48時間にかけて観察された。全グループで痛みのレベルは90を超え、初期値の19-26に比べて有意に上昇した。筋力と筋肉機能の低下も観察された。これらの変化は、飲料間で変化がなく、たんぱく質摂取の筋肉回復への有効性はないことを示唆された。
http://www.johk.pl/files/
10078-68-2019-v68-2019-16.pdf


(KC  運動後のプロテイン摂取は、筋肉痛の軽減のためより、何方かというと筋肉をつけるために摂取しているように思われるのだが・・・)


先週の健康・健康食品関連情報(9月8日~9月14日)

行政公表資料より

百歳高齢者表彰の対象者は37,005人 (厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/content/
12304250/000547374.pdf


その対象となる高齢者は、今年度中に百歳に到達し、又は到達する見込みの方で「老人の日」にご存命の方です。今回の対象者数は、令和元年91日現在で37,005人(前年度比+4,764人)です。

住民基本台帳に基づく百歳以上の高齢者の総数は71,238


高齢者の誤飲・誤食事故に注意しましょう! -医薬品の包装シート、義歯、洗剤や漂白剤の誤飲が目立ちます- (消費者庁)
https://www.caa.go.jp/notice/assets/
consumer_safety_cms204_190911_01.pdf


消費者庁には、65 歳以上の高齢者の誤飲・誤食の事故情報がこれまでに 318 件寄せられており、医薬品の包装シート、義歯・詰め物、洗剤や漂白剤等を誤飲・誤食したという事故が多く見られました。 高齢者が食品や医薬品以外のものを間違えて口にする事故は、御自身では気付かない場合が多く、家族や介護者等周囲の人が以下の点に気を配ることが大切です。

(KC  ぜひ、高齢者のいるご家庭の方に教えてあげてください。)


大学・研究機関等公表資料より


食事由来の抗酸化能と死亡との関連について (国立がん研究センター 社会と健康研究センター)
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8391.html

抗酸化能を主に寄与する食品
抗酸化能に主に寄与する食品は、高い順に緑茶(FRAP法:58.5% ORAC:34.3%)、果物類(FRAP法:16.7% ORAC:31.9%)、野菜類(FRAP法:11.6% ORAC:17.5%)でした。

食事由来の抗酸化能が高いほど死亡のリスクは減少
食事由来の抗酸化能値を4つのグループに分類し、約17年(中央値)の追跡期間に把握された死亡(総死亡・がん死亡・循環器疾患死亡・心疾患死亡・脳血管疾患死亡)との関連を調べました。その結果、食事由来の抗酸化能が高いほど死亡リスクが低下する傾向を認め、抗酸化能値が最も低いグループに比べ最も高いグループでは、総死亡リスクがFRAP 法で15%、ORAC 法で16%低下していました。死因別にみると、循環器疾患死亡、心疾患死亡、および脳血管疾患死亡との間で統計学的に有意なリスク低下を認めました。一方、がん死亡との関連はみられませんでした。


わずか 3 分、目の動きの解析で認知機能を評価~認知症の早期診断に向けた新技術 (大阪大学)
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/
2019/20190910_1


・目の動きを解析することで簡単に認知機能を評価し認知症の早期診断に繋げる新技術を開発。

・これまで、認知症の診断に必要な認知機能評価は医師との対面方式による問診検査を必要としていたが、患者に負担をかけることなく、より簡便に認知機能を評価することが可能になった。

(KC 侵襲性のない検査で簡便なものは、本当に素晴らしいと思います。一日でも早く現場で使用できることを期待します・)



統合失調症患者さんの中に「グルテン」の摂取が治療の妨げになる一群が存在する可能性が明らかに (兵庫医科大学)
https://www.corp.hyo-med.ac.jp/public/
news_releases/topics/20190911-01.html


「グルテン」を摂取することが、統合失調症の治療の妨げになっている一群が存在する可能性がある

グルテン感受性を持ち、従来の治療では十分な効果が得られない統合失調症患者さんがグルテンフリー食で症状が改善する可能性がある


先週のトクホ・機能性表示食品情報(9月8日~9月14日)

特定保健用食品


今週はなし


機能性表示食品届出公表(9月8日~9月14日)

【届出番号】【商品名】【届出者】【届出者】【食品の区分】【機能性関与成分名】【表示しようとする機能性】の順で掲載。

E267
ルテインUQ(ユーキュー)
ユニキス株式会社
サプリ
ルテイン、ゼアキサンチン
本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(はっきりした輪郭をもたず、濃淡の差が少ない模様を識別する視機能)、グレア回復(まぶしさから回復する視機能)の改善、ブルーライトなどの光ストレスを軽減する機能があることが報告されています。

E268
サンテルタックス20V
参天製薬株式会社
サプリ
ルテイン
本品には、ルテインが含まれます。ルテインは、網膜の黄斑色素量(黄斑色素光学密度)を増加させるとともに、抗酸化作用により、ブルーライトなどの光刺激から目を保護することや、加齢によって低下する視覚機能の一部であるコントラスト感度を改善(ぼやけ・かすみの緩和)することが報告されています。

E269
SUNKINOU(サンキノウ) ホヤプラス
三生医薬株式会社
サプリ
ホヤ由来プラズマローゲン
本品にはホヤ由来プラズマローゲンが含まれますので、人の顔や物を置いた場所、戸締りをしたことを覚えておくなど、認知機能の一部である視覚的な記憶力を維持する機能があります。視覚的な記憶力とは、図形を認識し、記憶し、それを後から呼び起こす力であり、図形や空間的表現の処理能力のことをいいます。本品は記憶力の衰えを感じる中高年の方に適した食品です。

E270
入れたくなるコーヒーフレッシュ30個
メロディアン株式会社
その他加工
ローズヒップ由来ティリロサイド
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方のお腹の脂肪を減らす機能があることが報告されています。

E271
ギャバGOLD(ゴールド)
株式会社エーエフシー
サプリ
GABA
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。

E272
菊芋のイヌリン イヌリン750mg(ミリグラム)
メロディアン株式会社
その他加工
イヌリン
本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンには食後の血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。
E273
血圧が高めの方のケア習慣
本草製薬株式会社
サプリ
GABA
本品にはGABAが含まれます。GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。

E274
ギャバSTART(スタート)
株式会社エーエフシー
サプリ
GABA
本品にはGABAが含まれます。GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。

E275
GABA(ギャバ)プレミアム
株式会社エーエフシー
サプリ
GABA
本品にはGABAが含まれます。GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。

E276
myHMB(マイエイチエムビー)パウダー
兼松ケミカル株式会社
サプリ
カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)
本品にはカルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)が含まれます。カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート(HMBカルシウム)には、運動と併用する事により、健康で自立した生活を続けるために欠かせない筋肉量や筋力の低下を抑制または維持するのに役立つ機能があることが報告されています。

E277
整腸のプロバイオ
雪印ビーンスターク株式会社
サプリ
ビフィズス菌BB-12B.lactis
本品にはビフィズス菌BB-12B.lactis)が含まれます。ビフィズス菌BB-12B.lactis)は、生きて腸まで届いて腸内環境を改善し、お通じを改善する機能があることが報告されています。

E278
「カラダカルピス」430
アサヒ飲料株式会社
その他加工
乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA
本品には独自の乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)が含まれます。乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)には体脂肪を減らす機能があることが報告されており、肥満気味の方に適しています。

E279
もち麦米粒タイプもっちり麦
永倉精麦株式会社
その他加工
大麦β-グルカン
本品には大麦β-グルカンが含まれています。大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。

E280
SUNKINOU(サンキノウ) おなかのK-1(ケイワン)
三生医薬株式会社
サプリ
植物性乳酸菌K-1L. casei 327
本品には植物性乳酸菌K-1L.casei 327)が含まれます。植物性乳酸菌K-1L.casei 327)には、お通じを改善する機能があることが報告されています。

E281
スティック温巡りルイボスティー
株式会社小谷穀粉
その他加工
モノグルコシルヘスペリジン
本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれています。モノグルコシルヘスペリジンには、冬の寒さや夏の冷房など室内の温度が低い時に健やかな血流(末梢血流)を保ち、体温(末梢体温)を維持する機能があることが報告されています。
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届出撤回情報


201996日付け
D134 「おいしいにんじん 機能性表示食品」
株式会社ユーグレナ ・・・・ モノグルコシルへスペリジン
撤回理由 「販売終了したため」


2019910日付け
D114 「おなかのパートナー」
ラクトライフ株式会社 ・・・・ ビフィズス菌BB536
撤回理由 「商品化が見送られたため」


今週の注目の届出


E269 SUNKINOU(サンキノウ)ホヤプラス」

三生医薬株式会社 ・・・・ ホヤ由来プラズマローゲン
「本品にはホヤ由来プラズマローゲンが含まれますので、人の顔や物を置いた場所、戸締りをしたことを覚えておくなど、認知機能の一部である視覚的な記憶力を維持する機能があります。視覚的な記憶力とは、図形を認識し、記憶し、それを後から呼び起こす力であり、図形や空間的表現の処理能力のことをいいます。本品は記憶力の衰えを感じる中高年の方に適した食品です。」

新規成分 臨床試験で評価
記憶力に衰えを感じている方66名を無作為に33名ずつ2つのグループに分け、ホヤ由来プラズマローゲン1mgを、残りのグループには擬似食品を12週間毎日摂取してもらいました。評価にはコグニトラックスと呼ばれるコンピューターを使った認知機能検査サービスを利用しました。解析では、被験者のうち、認知症判定テスト(MMSE)で「正常(30点満点中28点以上)」と判断される方のみを対象としました。

主な結果
ホヤ由来プラズマローゲン摂取群と擬似食品摂取群との比較において、コグニトラックスの評価項目のうち、総合記憶力に対して、摂取後812週目で有意に改善されることがわかりました。総合記憶力とは、視覚記憶と言語記憶のスコアから算出される評価項目です。特に視覚記憶力においては、摂取後12週目でプラセボ群と比較して有意な改善効果が確認されました。

応用薬理 96(1/2) 11-19 (2019)

作用機序
経口摂取したプラズマローゲンは、こうしたアミロイドβから海馬の神経細胞を保護し、アミロイドβの蓄積抑制、分解促進などの作用により、認知機能の一部である視覚情報の記憶力を維持する機能があると考えられる。

(KC 従来は鶏由来とホタテ由来のプラズマローゲンは届けられていましたが、ホヤ由来は今回が初です。もともとは、軽度認知障害(MCI)の疑い(2427)の物を入れて解析していたのを、28点以上の者を健常者として再解析して論文として届けたようです。)


あとがき


今週も最後まで、お付き合いいただき有難うございました。

今週は、先週このメルマガでも取り上げた「ケトジェンヌ」の問合せが多くありました。まだ、書くわけにはいきませんが、もう少し時間がたったら、少しだけ解説できたらと思っています。

今週末と来週末はともに3連休で、秋のお休みの方もいるかもしれません。外も涼しくなってきて、絶好の行楽日和であり、是非お休みの方は満喫していただきたいと思います。

月曜の台風の影響で、房総半島南部は大変なことになっています。その地域の皆さんには、ライフラインの一日も早い、一時でも早い復旧を願っております。

また、千葉県ということで、多くの方から、私のもとにもご連絡いただきましたが、幸いにも私の住む地域は、ほとんど影響がありませんでした。ご心配いただき有難うございました。

それでは、素敵な3連休を。(KC)
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平成30年4月1日 第1号発行

2019年9月8日日曜日

薬剤師さんのための健康食品情報第76号:(2019/9/1~2019/9/7)

平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等

先週の行政の動き (91日~97)

96日 「ケトジェンヌ」と称する健康食品を使用した消費者に身体被害が生じていることについて(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/notice/assets/
consumer_safety_cms204_20190906_1.pdf


消費者庁から、消費者安全法第38条第1項の規定に基づき、健康食品の健康被害の注意喚起が出ました。

株式会社 e.Cycle の販売する「ケトジェンヌ」と称する健康食品を使用したところ、下痢等の体調不良が生じたという事故情報が短期間に急増しています。今後の消費者被害の発生又は拡大の防止を図るため、消費者の皆様に注意を呼び掛けます。「ケトジェンヌ」を使用する場合は、身体被害が生じ得ることに御留意ください。また、当該商品の使用後に下痢等の体調不良が生じた場合は、速やかに使用を控えた上で、最寄りの医療機関や保健所に相談するようにしてください。


健康食品の健康被害情報(9/1~9/7) 国立健康栄養研究所HPより



(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

特になし


(健康食品素材情報への追加情報から)

「コーヒー」
34歳女性 (日本) が妊娠初期よりノンカフェインコーヒー1杯/ (推定ポリフェノール量420 mg) 、そば茶3杯/ (推定ポリフェノール量96 mg) 、出産1ヶ月前よりアサイー入りサプリメント1錠/ (推定ポリフェノール量9.2 mg) 、出産1週間前よりノンアルコールビール (摂取量、ポリフェノール量不明) を摂取したところ、妊娠331日に胎動減少がみられ受診。緊急帝王切開により胎児を娩出、臨床症状や検査所見から、胎児動脈管早期収縮と診断された。妊娠中の薬剤投与、食品嗜好聴取により、妊娠後期に摂取した過剰ポリフェノールが関与したと推定された。

日本周産期・新生児医学会雑誌 2018 54(3) 891-897.


「チャ ()
29歳女性 (日本) が、出産1ヶ月前より豆乳1本/ (推定ポリフェノール量40mg) 、出産2週間前より煎じた緑茶2杯/ (推定ポリフェノール量740 mg) を摂取したところ、妊娠391日に陣痛初来と共に胎児心拍低下が頻回に発生。出生後の児の臨床症状や検査所見、妊娠中の薬剤投与、食品嗜好聴取から、妊娠後期に過剰摂取したポリフェノールが関与した胎児動脈管早期収縮と推定された。

日本周産期・新生児医学会雑誌 2018 54(3) 891-897.


患者さんとの会話のための話題提供


LINK de DIETより

   野菜が豊富な食事は多発性硬化症患者の疲労を軽減

多発性硬化症(MS)患者の血中高密度リポたんぱく質(HDL-コレステロール濃度を高めることは、疲労を緩和する効果があるかもしれない、という米国ニューヨーク州立大学バッファロー校からの研究報告。

研究チームは、進行性MS患者18名を対象に、1年以上にわたって、ワールスダイエット(Wahls diet)を実施した。これは果物と野菜が豊富な食事である。このダイエットでは肉、植物性たんぱく質、魚油、ビタミンB類の摂取を推奨し、グルテン、乳製品、卵を制限する。

参加者はまた、自宅でストレッチや筋力トレーニングを含むエクササイズプログラムを推奨された。さらに神経筋電気刺激で筋収縮、動作を刺激し、ストレス低減のための瞑想と自己マッサージを行った。けれども、食事の順守が疲労低減の主要因子だったという。

HDLの高レベルが疲労に最大の影響を及ぼした」と主任研究者のムラーリ・ラマナータン教授は語っている。「考えられる原因として、HDLコレステロールが筋肉に重要な役割をもっていることが挙げられる。グルコースの取り込みを刺激して、細胞の呼吸を高めることで身体活動パフォーマンスと筋力を改善する。
https://journals.plos.org/plosone/
article?id=10.1371/journal.pone.0218075
低炭水化物食で2型糖尿病患者の血糖調節力が向上

2型糖尿病患者は、炭水化物含量を減らしてたんぱく質と脂質を増やした食事をすることで、血糖値を調節する能力が改善されるようだ、というデンマーク・コペンハーゲン大学からの研究報告。

研究チームは、2型糖尿病患者28名を対象に、12週間にわたる臨床試験を実施した。6週間は、高炭水化物の通常の糖尿病食を、別の6週間は、低炭水化物、高たんぱく質、中程度脂質の食事をしてもらった。実施の順番はランダムに決定した。

試験の結果、低炭水化物、高たんぱく質、中程度脂質食は、食後血糖値と長期血糖値(HbA1c)の低下により、血糖値制御を改善した。

低炭水化物、高たんぱく質、中程度脂質食は肝臓脂肪量を低下させた。

低炭水化物食は、2型糖尿病患者に、体重減少がみられなくても、有益であろうと思われる、と研究チームは結論付けている。
https://link.springer.com/article/
10.1007%2Fs00125-019-4956-4
身体活動量が増えると早期死亡リスクが低下する?!

身体活動量が増えると、早期死亡リスク低下と関連するようだ、というノルウェースポーツ科学学校等からの報告。一方で、座位時間が増えると、早期死亡リスク増加と関連するという。

研究では、身体活動は加速度計を使用し評価した。強度は、軽度、中程度、高度に分けられ、それぞれの強度において時間を算出した。3段階の強度別に、それぞれ活動量で4分位に分けて検討した。フォローアップ中に、2149人の参加者が死亡した。

結果は、3段階の活動強度において、それぞれ身体活動量で4分割に分けて検討したところ、最も活動量が少ない群と比し、他のすべての群において、早期死亡リスクの低下と関連したという。これは、どの活動強度でも同様の傾向だった。一方で、座位時間が19.5時間以上(睡眠時間を除く)であると、死亡リスクが増加した

「座位時間を制限し、身体活動レベルが低、中、強度、それぞれの活動量を増やす方法を開発することで、健康を改善し、死亡率を減らすことが可能である」と著者らは結論付けている。
https://www.bmj.com/content/366/bmj.l4570
りんご、お茶、節制:長寿のための3つの要素

フラボノイドに富むリンゴや茶などの摂取は、がんや心疾患から我々、特に喫煙者や重度飲酒者を保護してくれるようだ、という豪州エディスコーワン大学からの研究報告。

研究チームは、「デンマーク人の食事、がん、健康」コホートの53,048人の23年以上にわたる追跡データを解析した。

その結果、フラボノイドの豊富な食品を習慣的に中程度以上摂取していた人々は、がんまたは心疾患で死亡するリスクが低いことが明らかになったという。

フラボノイドが豊富な食品の効果は、慢性疾患のリスクが高い喫煙をする人と大量飲酒をする人に特に強く現れるようだ、と研究チームは述べている。

毎日500mg以上の総フラボノイドを摂取した参加者において、がんや心疾患関連の死亡リスクは最も低かったという。

「さまざまな植物性の食物、飲料に含まれるさまざまなフラボノイド化合物を摂取することが重要だ。500mgの総フラボノイドは、茶1杯、リンゴ1個、オレンジ1個、ブルーベリー100g、ブロッコリ100gで達成することができる」と主任研究者のニコラ・ボンドノ博士は述べている。

「喫煙や重度飲酒による死亡リスクはがんと心疾患だけではないので、フラボノイドの摂取に加えて、禁煙と節酒をお薦めしたい。」
https://www.nature.com/articles/
s41467-019-11622-x


(KC 1日、茶1杯、リンゴ1個、オレンジ1個、ブルーベリー100g、ブロッコリ100gは、ちょっとしんどいですね。)
ビタミンAは皮膚がんリスクの低下と関連!?

ビタミンAの摂取量が最も多い人は、最も少ない人に比べて、皮膚がんの発症リスクが17%低いようだ、という米国ブラウン大学からの研究報告。

研究チームは、米国の大規模疫学研究である、看護師研究の女性121,700人の1984年から2012年までのデータと、医療専門職追跡調査の男性51,529人の1986年から2012年のデータを解析した。

ビタミンAの摂取量の多い順に5群に分けて解析したところ、ビタミンA摂取量が最も多い群の人は、最も低い群の人に比べて、皮膚がんに罹るリスクが17%低いことが明らかになったという。

最もビタミンA摂取量の多い人は、平均して大きなニンジン2個相当のビタミンAを摂取していた。最も少ない人は、平均して小さなニンジン1個相当だった。また、その供給源の大半は野菜や果物であり、動物由来またはサプリメントは少なかったという。

「サプリメントや動物由来のビタミンAの過剰摂取は、吐き気、肝毒性、骨粗しょう症、股関節骨折のリスク増加や先天性欠損症を起こす可能性がある。植物由来のビタミンA(ビタミンA前駆体であるβ-カロテン)の副作用は最小限だ」と研究者はコメントしている。

研究チームはまた、トマトやスイカに含まれるビタミンAに似た色素のリコペンも皮膚がんのリスクの低下に関連していることを発見したという。

(KC  ビタミンAではなく、β-カロテンでとるべきというお話ですね。)


先週の健康・健康食品関連情報(9月1日~9月7日)


行政公表資料より

保険診療における指導・監査 (厚生労働書)

下記資料が新しく公表されています。

保険調剤の理解のために:薬局(令和元年度版)
https://www.mhlw.go.jp/content/000544889.pdf


大学・研究機関等公表資料より


腸内細菌は食用油に含まれる多価不飽和脂肪酸を代謝することにより宿主の肥満を防ぐことを解明 (国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)
https://www.amed.go.jp/news/
release_20190905-03.html


腸内細菌が食事中に含まれる多価不飽和脂肪酸の代謝を制御することで、高脂肪食により誘導される宿主の肥満発症に関与することを見出しました。

食の欧米化によるオメガ6系/オメガ3系脂肪酸バランスの破綻は、代謝性疾患の発症に寄与する。腸内細菌が食事中の多価不飽和脂肪酸を代謝することで、食事により誘導される宿主の肥満に対し抵抗性を示す。
https://www.nature.com/articles/
s41467-019-11978-0



LGG乳酸菌の摂取による肌の潤いを保つ作用メカニズム (タカナシ乳業)
http://www.takanashi-milk.co.jp/wp-content/
uploads/2019/09/190903.pdf


LGG乳酸菌は酪酸や酪酸生産菌と相関があり、血中の TGF-βを増加させることが示されました。腸のバリア機能が低下すると、腐敗物質が体内に侵入して皮膚で炎症を引き起こし、肌荒れ、肌乾燥などのトラブルを招きます。それゆえ腸のバリア機能は重要な生体内の防御システムで、酪酸はこのバリア機能の維持に大きな役割を果たしております。また免疫物質のTGF-βはタンパク質の1つで、皮膚の真皮の繊維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲン産生を促すことが知られております。

これらのことから、LGG乳酸菌は①腸内細菌に影響を与え、腸のバリア機能を高め、②免疫細胞に働きかけ、TGF-β産生量を高め、間接的に肌へ作用している可能性が示唆されました。


死亡前3か月間の訪問介護利用が高齢者の在宅死と関連 (東京大学)
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/
release_20190827.pdf


死亡前 3 か月間に訪問介護を使用した場合に在宅死の確率が高いことが分かりました。訪問介護 サービスを利用しない場合と比べて、死亡前月に利用した場合は 9.1%(95%信頼区間, 2.9-15.3) 死亡 2 か月前からの利用した場合は 10.5%(3.3-17.6)、死亡 3 か月前から利用した場合は 11.4% (3.6-19.2)だけ在宅死の確率が高くなります。


妊娠中の野菜、果物、ビタミンC摂取と幼児の行動的問題との関連 (愛媛大学)
https://www.ehime-u.ac.jp/wp-content/
uploads/2019/09/d8d8e220cbfeb8178bc262efb
7204048.pdf


妊娠中から母親と生まれた子を追跡調査した「九州・沖縄母子保健研究」のデータを活用し、妊娠中の野菜、果物、抗酸化物質摂取と子の5歳時における行動的問題との関連を調べました。その結果、妊娠中の総野菜摂取と緑黄色野菜摂取は低い向社会的行動のリスク低下と関連し、緑黄色野菜以外の野菜摂取は多動問題及び低い向社会的行動のリスク低下と関連し、果物、特にりんごの摂取は多動問題のリスク低下と関連し、柑橘類摂取は情緒問題、行為問題及び多動問題のリスク低下と関連し、ビタミンC摂取は行為問題、多動問題及び低い向社会的行動のリスク低下と関連していました。


先週のトクホ・機能性表示食品情報(9月1日~9月7日)

特別用途食品

9月2日  1件 許可

番号
1

区分
乳児用調製粉乳

商品名
雪印メグミルクぴゅあ

申請者
雪印メグミルク株式会社

許可を受けた表示内容
母乳は赤ちゃんの発育に最良の栄養です。母乳が足りないときや与えられないときに、母乳の代わりに安心してお使いください。

許可番号
2019003

詳細は
https://www.caa.go.jp/
policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/
food_labeling_cms206_190828_0003.pdf


機能性表示食品届出公表(9月1日~9月7日)

【届出番号】【商品名】【届出者】【届出者】【食品の区分】【機能性関与成分名】【表示しようとする機能性】の順で掲載。

E258
ネムケア
エーザイ株式会社
サプリ
テアニン、米由来グルコシルセラミド

本品にはテアニンと米由来グルコシルセラミドが含まれます。テアニンには、眠りの質を高めること(起床時の疲労感や眠気を軽減)と、一過性作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。また、米由来グルコシルセラミドには、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。眠りの質(朝起きたときの疲労感や眠気)が気になる方や、肌の乾燥が気になる方に適した食品です。

E259
ルテオリンGOLD(ゴールド)
株式会社エーエフシー
サプリ
ルテオリン

本品にはルテオリンが含まれるので、尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能があります。

E260
ルテオリンSTART(スタート)
株式会社エーエフシー
サプリ
ルテオリン

本品にはルテオリンが含まれるので、尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能があります。

E261
菊の花(ルテオリン)プレミアム
株式会社エーエフシー
サプリ
ルテオリン

本品にはルテオリンが含まれるので、尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能があります。

E262
尿酸値の高めの方のケア習慣
本草製薬株式会社
サプリ
ルテオリン

本品にはルテオリンが含まれるので、尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能があります。

E263
SUYARi(すやり)
さくらフォレスト株式会社
サプリ
GABA

本品にはGABAが含まれます。GABAには、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の改善に役立つ機能があることが報告されています。

E264
おいしく解けるショコラ カカオ70
アサヒグループ食品株式会社
その他加工
ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE

本品には、ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)が含まれます。ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)には、ものごとを忘れやすいと感じている中高年の方の認知機能の一部である計算作業の効率、情報処理作業の効率の低下を感じている中高年を含む成人の認知機能の一部である視覚情報作業の効率(視覚情報を組み合わせて全体を推理する力)、同年代に比べて記憶力が低下している中高年を含む成人の認知機能の一部である記憶力(物のイメージを思い出す力)を維持することが報告されています。

E265
おいしく解けるショコラ カカオ70 キューブ
アサヒグループ食品株式会社
その他加工

ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE
本品には、ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)が含まれます。ラクトノナデカペプチド(NIPPLTQTPVVVPPFLQPE)には、ものごとを忘れやすいと感じている中高年の方の認知機能の一部である計算作業の効率、情報処理作業の効率の低下を感じている中高年を含む成人の認知機能の一部である視覚情報作業の効率(視覚情報を組み合わせて全体を推理する力)、同年代に比べて記憶力が低下している中高年を含む成人の認知機能の一部である記憶力(物のイメージを思い出す力)を維持することが報告されています。

E266
メタプラス ウエスト
株式会社メタボリック
サプリ
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。
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届出撤回情報

2019829日付け

D544 「イミューズ アイ KW(ケーダブリュ)乳酸菌」
キリン株式会社 ・・・・KW乳酸菌(L. paracasei KW3110

撤回理由 「キリン株式会社は、キリンホールディングス株式会社との吸収合併により消滅会社となりましたので、届出を撤回いたします。」

(KC 既に、E170で同一販売名にてキリンホールディングス株式会社が届出をし、受理されています。)


機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/


過去のメールマガジンは、こちらのサイトから閲覧可能です。
http://kc1104.blogspot.com/2018/


あとがき



今週も最後まで、お付き合いいただき有難うございました。

先週号のプレゼント企画にご応募いただいた皆さん、ありがとうございました。

抽選で1名の方にプレゼントを発送させていただきました。当選された方、おめでとうございました。

さて、9月にはいっても、連日暑い日が続いております。さらには、台風も、ポンポン発生して、日本に向かってきています。爽やかなカラっとした涼しい秋空を期待したい限りです。

今週は、消費者庁から、健康食品の健康被害の注意喚起が出されました。非常に珍しいケースかと思います。それだけ、健康被害の報告が多いのだと思います。近くの人で使用していたら、止めるように指導してあげてください。

それでは、素敵な9月になりますように。(KC)
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平成30年4月1日 第1号発行