2022年6月18日土曜日

薬剤師さんのための健康食品情報第218号

薬剤師さんのための健康食品情報第218号


平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等

6月15日 無承認無許可医薬品によると疑われる健康被害 (相模原市)

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/
kurashi/kenko/ijiyakuji/1007543.html

 
SNSを通じて購入したダイエット用健康食品(Detoxeretゼリー及びDETOXERET Chokolade)を摂取した市民から、令和4421日に体調不良の相談がありました。
本市では、当該ダイエット用健康食品の販売者等を管轄する福岡市等に情報提供するとともに、調査の過程でDETOXERET Chokoladeも体調不良への関与が強く疑われたことから、市衛生研究所で検査したところ、医薬品成分のシブトラミンが検出されたものです。
 
製品名:DETOXERET Chokolade
容器:合成樹脂製容器入り
内容物:固形チョコレート
 
検出された医薬品成分
成分名 シブトラミン
検出された量 2.8mgg
※チョコレート1個あたりのシブトラミン含有量は、概ね17.9mg/個となります。

6月15日 いわゆる健康食品による健康被害(疑い)事例 (千葉県)


https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/
press/2022/20220616.html
令和467日に厚生労働省、兵庫県西宮市及び千葉市が報道発表した「医薬品成分を含有する健康食品の発見」について、県内でも同製品を喫食した者から、530日に長生保健所に健康相談がありました。相談者から喫食していない製品の提供を受け、千葉県衛生研究所で検査したところ、西宮市、千葉市と同様の医薬品成分(シブトラミン)が検出されましたので、お知らせします。
 
製品の概要
1)製品名 Detoxeret ゼリー
2)内容量 15
3)形状  ゼリー状
4)検出された医薬品成分 シブトラミン
5)その他検出された成分 フェノールフタレイン
 
(KC 既に国内で3例目の健康被害です。この商品、かなり出回っていますね。注意喚起お願いします。)

6月15日 インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブックの公表

 
消費者庁から、「インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック」及び「インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック(別冊)食品表示情報の入手方法と管理方法」が正式に公表されました。
 
インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
food_labeling_cms202_220615_02.pdf

 

インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック(別冊)食品表示情報の入手方法と管理方法

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
food_labeling_cms202_220615_03.pdf


6月15日 「食品表示基準Q&A」を改正 (消費者庁)

 
食事表示基準Q&Aの第14改正版が公表されました。
 
食品表示基準Q&A (最新版)

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/food_labeling_act/assets/
food_labeling_cms201_220615_13.pdf

 
新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/food_labeling_act/assets/
food_labeling_cms201_220615_15.pdf

 
(KC 魚介類の名称のガイドラインの変更に伴う改正)
 
 
(健康食品の話題ではないですが)
 
OTC販売機の実証実験スタート
 
サンドボックス制度の 「駅改札内における OTC 販売機を用いた一般用医薬品販売」の実証実験スタートしているようです。
 
大正製薬プレスリリース
https://www.taisho.co.jp/company/news/
2022/2022053001-1.pdf


健康食品の健康被害情報 国立健康栄養研究所HPより

健康食品の健康被害情報(/12~6/18) 国立健康栄養研究所HPより
(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起、米国FDA/FTCの新型コロナウイルス対策に関連した虚偽宣伝に関する注意喚起は、掲載していません)
 
特になし


患者さんとの会話のための話題提供


LINK de DIETより



マメ科植物が豊富なビーガン食は減量に有効?

マメ科植物が豊富なビーガン食は減量に有効?
 
ビーガン食は食事の質を改善し、体重の減少とインスリン感受性の改善をもたらすかもしれない、という「責任ある医療のための医師会」による研究報告。体重の減少は、マメ科植物の摂取量の増加と肉、魚、家禽の摂取量の減少に最も関連していたという。
「私たちの研究によると、健康の質を改善する最善の方法は、食べる食品の質を改善することです」と委員会の臨床研究責任者であり本研究の共著者であるハナ・カレオバ医師は述べている。「つまり、動物性食品を避け、果物、野菜、穀物、豆が豊富なビーガン食を食べることを意味します。」
研究チームは、244名の過体重成人を対象に16週間の試験を実施した。ランダムに2群に分け、1群(対照群)は食事を変更せず、別の1群(介入群)は野菜、穀物、豆類、果物からなる、カロリー制限なしの低脂肪ビーガン食に従うように求められた。研究チームは、食事の質、体重、脂肪量、およびインスリン感受性を追跡した。最終的なデータ分析には、研究全体を完了し、最終的な食事記録を提出した219人の参加者のデータが含まれた。
 
試験の結果、ビーガン食の参加者は平均体重13ポンド(5.9kg)と脂肪量9.1ポンド(4.1kg)を減少させた。食事を変更しなかったグループでは、体重と脂肪量は減少しなかった。ビーガン群では、果物、マメ科植物、肉代替品、全粒穀物の摂取量の増加、および動物性食品、添加油、動物性脂肪の減少が体重減少に関連していたという。ビーガン群はまた、インスリン感受性も改善した。
代替健康的な食事インデックス(AHEI2010)で測定されたビーガン群の食事の質は、食事を変更しなかったグループに有意な変化がなかったのとは対照的に、平均6ポイント増加した。

https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/
pii/S2212267222002350


コーヒーは急性腎障害のリスクの低下につながる?

コーヒーは急性腎障害のリスクの低下につながる?
  
1日に少なくとも1杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べて、急性腎障害のリスクが低いかもしれない、という米国のジョンズホプキンス大学からの研究報告。
研究チームは、1987年に開始された「コミュニティにおけるアテローム性動脈硬化症リスク」研究から14,207人の参加者(平均年齢54歳)のデータを解析した。追跡期間中に1,694件の急性腎障害が記録された。
種々の因子を調整した結果、毎日コーヒーを摂取する参加者は、コーヒーを摂取しない参加者に比べて、急性腎障害を発症するリスクが15%低いことが明らかになった12-3杯コーヒーを摂取する人が最もリスクが低く、摂取しない人に比べて、22-23%低かったという。
 
「定期的にコーヒーを飲むことは、2型糖尿病、心血管疾患、肝臓病などの慢性および変性疾患の予防に関連していることがすでにわかっています」と主任研究者のキラグ・パリク教授は語っている。「カフェインの健康上のメリットのリストに、急性腎障害のリスクの低下を追加できました。」

https://www.kireports.org/article/
S2468-0249(22)01369-9/fulltext


DHAレベルが高い人、アルツハイマーのリスク半減

DHAレベルが高い人、アルツハイマーのリスク半減

血中のDHA濃度が高い人は、低い人に比べてアルツハイマー型認知症の発症リスクが49%低いことが示された。また、特に遺伝的にアルツハイマー発症リスクの高い人においてはDHAが豊富な食事によって病気の発症を遅らせることのできる可能性が示唆された。米・脂肪酸研究所の研究。
この研究は、65歳以上の認知症のない1490人の参加者を含む「フラミンガム子孫コホート」の一環として実施された前向き観察研究で、研究者は赤血球におけるドコサヘキサエン酸(DHA)の量とアルツハイマー発症との関連を調べた。また、アルツハイマーのリスクとなる遺伝子APOE-ε4保有の有無との相互作用についても確認した。
DHA濃度により参加者を5群に分けて比較した結果、最も濃度の高かった群(6.1%以上)でのアルツハイマー発症リスクは、濃度が最低の群(3.8%未満)と比較して49%低かったほか、アルツハイマー発症までの期間を4.7年引き延ばすことができると推計された。
 
さらに、研究者らは、DHAの摂取量の増加は、特にAPOE-ε4遺伝子を保有する高リスクの人において、アルツハイマーを発症するリスクを低下させる可能性があることを指摘している。また、高いDHAレベルを保持することにより、APOE-ε4遺伝子の非保有者に比べてより多くの利益を得る可能性があることが示唆されたという。
https://www.mdpi.com/2072-6643/14/12/2408


先週の健康・健康食品関連情報

先週の健康・健康食品関連情報(6月12日~6月18日)
 
行政公表資料より
 
特になし


大学・研究機関等公表資料より


非アルコール飲料の摂取と血糖値の指標との関連 (国立がん研究センター)

https://epi.ncc.go.jp/jphc/
outcome/8934.html

 
男女ともに、コーヒーの摂取量が多い人で空腹時血糖値が低いという関連が明らかになりました。一方、HbA1cの解析においては、コーヒーの摂取量が多い男性ではHbA1cが高く、空腹時血糖値とは相反する結果となりました。また、従来、コーヒー摂取は、長期的には糖尿病の発症に抑制的に働くとの結果が多く報告されており、この点でもHbA1cに関しては、やや予想に反する結果でした。
 
 
ビフィズス菌摂取による軽度認知障害患者の認知機能改善
ならびに脳萎縮進行の抑制効果を確認 (順天堂大)


https://www.juntendo.ac.jp/news/
20220613-01.html

 
軽度認知障害患者に対してビフィズス菌(MCC1274)摂取の介入を行った結果、認知機能のうち見当識*1等の症状改善ならびにMRI画像解析による脳萎縮進行の抑制を確認しました。また、介入前の認知機能スコアを高低別に腸内フローラを比較したところ、認知機能がより低い患者群においてビフィズス菌 (Bifidobacterium)の占有率が低いことも判明しました。
 
 
ビタミンEの一種であるトコトリエノールに抗肥満効果があることを発見 (芝浦工大)

https://www.shibaura-it.ac.jp/news/
nid00002359.html

 
13週間にわたり、高脂肪食をマウスに与えたところ、マウスの体重は著しく増加しました。一方、高脂肪食とトコトリエノールを与えたマウスでは、体重増加が抑制されていました。さらに、トコトリエノールが腎臓周辺の白色脂肪組織の蓄積を低下させ、高脂肪食による肝臓のダメージを抑制できることがわかりました。加えて、トコトリエノールには、血中の善玉コレステロール(HDL)の濃度に影響を与えることなく、悪玉コレステロール(LDL)の濃度を低下させる効果もありました。
 
 
発酵乳が健康に有益な野菜由来の機能性成分であるカロテノイドの吸収を促進 (明治)

https://www.meiji.co.jp/corporate/
pressrelease/2022/0613_01/index.html

 
ニンジンと発酵乳を同時摂取したとき、ニンジンのみを摂取したときと比較して、摂取468時間後の血漿TRL画分中のβ-カロテン値が有意に高値となりました。また、ニンジンと発酵乳を同時摂取したとき、ニンジンのみを摂取したときと比較して、β-カロテン、α-カロテンの上昇曲線下面積(iAUC)が、有意に高値となりました。
トマトと発酵乳を同時摂取したとき、トマトのみ摂取したときと比較して、血漿TRL画分中のリコペンのiAUCが有意に高値となりました。
ホウレンソウと発酵乳の同時摂取は、ホウレンソウのみ摂取したときと比較して、血漿全画分中のルテインのiAUCが有意に高値となりました。
野菜と発酵乳の同時摂取は、健常人の食事由来カロテノイドの血中濃度を有意に高め、吸収性が高まることを明らかにしました。
 
(KC 機能性表示食品も、次のステップとして、例えば、「発酵乳由来○○が、リコピンの吸収を高めます。リコピンには、××の機能があります。」のような者が出てきても面白いですね。)
 
 
スキンケア製品の長期使用における肌の影響を検証 (ファンケル)

https://www.fancl.jp/news/pdf/
20220610_sukinkeaseihinnochoukishi
youniokeruhadanoeikyou.pdf

 
肌に負担となる成分無配合のスキンケア製品を長く使うことで、肌のきれいさにつながる実感とともに、肌の老化を防ぐ、つまり、若々しさの持続につながる可能性を見いだすことができました。防腐剤などの肌に負担となる成分は、微細なストレスを与えるため、これらの成分を配合しないことで、スキンケアを負担なく使うことができると考えますが、この微細なストレスは徐々に肌に蓄積するため、将来の肌状態にも違いを生み出すと考えています。



先週のトクホ・機能性表示食品情報

特定保健用食品

先週のトクホ・機能性表示食品情報(6月12日~6月18日)
 
特別用途食品
 
6月17日 1件 許可

区分:
個別評価型 病者用食品

商品名:オーエスワン アップル風味(OS-1 アップル風味)

申請者:株式会社大塚製薬工場

許可を受けた表示内容:オーエスワン アップル風味は、脱水症のための食事療法(経口補水療法)に用いる経口補水液です。軽度から中等度の脱水症における水・電解質の補給、維持に適した病者用食品です。下記の状態等を原因とした脱水症の悪化防止・回復、脱水症の回復後も下記の状態等における水・電解質の補給、維持にご利用ください。
・感染性腸炎、感冒による下痢・ 嘔吐・発熱
・高齢者の経口摂取不足
・過度の発汗
また、脱水を伴う熱中症にもご利用ください。

許可番号:2022002
 


機能性表示食品届出公表


効率的に使用できるよう、外部サイトへのリンクを貼りました。
会社名のリンク::機能性表示食品まとめ一覧
制度開始から届出た商品を確認できます。

商品名のリンク:機能性表示食品リストとエビデンス
エビデンス詳細・製造工場・摂取時の注意等を確認できます。
H88 ダイドードリンコ株式会社 The BURNING b(ザ・バーニング・ビー)
H89 協同乳業株式会社 LKM(エルケイエム)ヨーグルトBV(ビーブイ)100ml ドリンクタイプ
H90 森永乳業株式会社 楽歩習慣グルコサミンプラス
H91 オルト株式会社 ナガルルモa
H92 オリヒロプランデュ株式会社 機能性表示食品 脂肪・尿酸ダウン
H93 アルプス薬品工業株式会社 ユビオフラボノイドC
H94 アルプス薬品工業株式会社 ユビオフラボノイドB
H95 株式会社全日本通販 コレステ&血圧セーブ粒
H96 明治薬品株式会社 健康きらり 肝ケア
H97 明治薬品株式会社 健康きらり コレステコウカ
H98 株式会社ファンケル コレステサポート


今週の注目の届出

注目の届出
 
H93 「ユビオフラボノイドC」
アルプス薬品工業株式会社 ・・・・ ケルセチン配糖体
「本品にはケルセチン配糖体が含まれています。ケルセチン配糖体には、食事で摂取した脂肪分の吸収をゆるやかにして、食後の血中中性脂肪の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。脂肪分の多い食品を摂取しがちな方におすすめです。」
 
H94 「ユビオフラボノイドB」
アルプス薬品工業株式会社 ・・・・ ケルセチン配糖体
「本品にはケルセチン配糖体が含まれています。ケルセチン配糖体には、中高年が加齢に伴い低下しがちな積極的な気分、生き生きとした気分、やる気を維持する機能があることが報告されています。」
 
新規成分
<![if !supportLists]>    <![endif]>血中中性脂肪 SR(1報)で評価
健常者を対象としたランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー群間試験
8週間摂取(ウォッシュアウト3週間)
食後0.5,1,2 時間における血中中性脂肪濃度、食後04 時間における血中中性脂肪濃度のAUC(時間曲線下面積、該当時間帯における中性脂肪の合計値を表す)について、食事からの中性脂肪吸収の抑制が有意に認められた。
Nutr. Metab. Cardiovasc. Dis. 2013;23(5): 403-409
 
作用機序
脂肪酸のβ-酸化を担うエノイル-CoA ヒドラターゼと中性脂肪の分解を担うトリグリセリドリパーゼの活性化と、脂肪の分解を担う膵リパーゼを阻害する作用が考えられる。
 
<![if !supportLists]>    <![endif]>積極的な気分 SR(1報)で評価
日本人健常者(6079 )を対象としたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験。
ケルセチン配糖体を多く含む被験食又はプラセボを 24週間継続して摂取すると、CADi2の項目の内「SDS」と「やる気スコア」の各指標に関する、ベースラインから 24週間後までの変化が、プラセボ群と比較して群間有意差を認めた。
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 【早期公開】
 
作用機序
ケルセチンの抗うつ作用は、脳由来神経栄養因子(BDNF)を活性化する作用、及びフォークヘッドボックス蛋白質(FoxG1)、リン酸化されたサイクリック AMP 応答配列結合蛋白質(p-CREB)BDNF を増加させ、成体神経発生を促進して脳神経保護作用による。
 
(KC ケルセチン配糖体単独での届出は初出。特保で、中性脂肪の低下は届けられているが、今回は、抗うつ作用でも届けられている。)


「機能性表示食品届出情報 簡単動画解説」はこちらから
 
YouTube チャンネル名
「機能性表示食品情報」


https://www.youtube.com/channel/
UCz0TQYw99ttqqQCmiKzxVww

 
チャンネル登録をしてご覧いただければ幸いです。


あとがき

こんにちは

今週も配信が遅くなってしまいました。お許しください。
 
今週もシブトラミン入りゼリーの健康被害報告が発表されています。

ぜひ、周りにも注意喚起してください。
 
 
メルマガに対する意見、感想等あれば、ぜひお声を聞かせてください。

それでは、素敵な週末を。  (KC)

2022年6月11日土曜日

薬剤師さんのための健康食品情報第217号

薬剤師さんのための健康食品情報第217号


平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等


先週の行政の動き (6月5日~6月11日)
 
6月7日 株式会社ココカラケアに対する景品表示法に基づく措置命令 (消費者庁)

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
representation_220607_01.pdf

 
消費者庁は、本日、株式会社ココカラケアに対し、同社が供給する「SIXPACK EXCERSIZE(シックスパックエクササイズ)」と称するシャツ、「SIXPACK EXCERSIZE forBiz(シックスパックエクササイズフォービズ)」と称するシャツ、「SIXPACK EXCERSIZE short run(シックスパックエクササイズショートラン)」と称する下着及び「モアキュット」と称する下着に係る表示について、それぞれ、景品表示法に違反する行為(優良誤認に該当)が認められたことから、同法の規定に基づき、措置命令を行いました。
 
表示媒体 「楽天市場」と称するウェブサイトに開設した「ココカラケア」と称する自社ウェブサイト
表示内容 
あたかも、本件商品を着用するだけで、容易に著しい痩身効果及び著しい筋肉の増強効果が得られるかのように示す表示をしていた。
 
ココカラケアに対し、期間を定めて、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同社は、当該期間内に当該資料を提出しなかった。
 
(KC 資料を提出しないと、即課徴金のケースが多いのに、今回は、あとで課徴金をかける形になるのですね)
 
 
67日 食物アレルギーに関連する食品表示に関する報告書の公表 (消費者庁)

 
消費者庁から、食物アレルギーに関連する食品表示に関する資料が2つ公表されました。
 
食物アレルギー表示制度に関する実態調査業務調査報告書

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/information/research/2021/
assets/food_labeling_cms204_20220607_03.pdf

 
令和3年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/food_sanitation/allergy/
assets/food_labeling_cms204_220601_01.pdf

 
(KC 今回の調査結果を受け、「くるみ」については、特定原材料になるようです。)
 
 
6月8日 「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正案に関する意見募集 (消費者庁/内閣府)

https://www.caa.go.jp/notice/entry/
029015/

 
特定保健用食品制度の運用改善として、
 
申請手続きの円滑化のため、
()特定保健用食品(再許可等)の範囲を、「消費者委員会新開発食品調査部会における特定保健用食品の審議手続きに関する確認事項」(平成211225日付け新開発食品調査部会長決定)に揃える。
()変更届書で変更可能な範囲及び変更届書が不要な場合を明確化する。
()商品の販売に当たり求めていた商品写真の提出及び品質管理の方法に関する資料のうち製造所所在地を示す地図等の添付を不要とする。
()特定保健用食品(再許可等)での申請の基礎となる既に許可等が行われた特定保健用食品の範囲を明確化する。
 
許可等に伴う負担軽減のため、
()食品衛生法(昭和22年法律第233)58条第1項若しくは食品表示法(平成25年法律第70)10条の21項の規定に基づく食品の自主回収の届出又はそれに準じた任意の届出を行った場合、知見等報告書の提出は不要とする。

()品質管理等の定期的な報告において、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所又は登録試験機関が発行した試験検査成績書の提出は少なくとも3年に1回とし、その他取扱いの整理を行う。
 
令和3330日に公表された「特定保健用食品制度(疾病リスク低減表示)に関する今後の運用の方向性」等を踏まえ、更なる特定保健用食品制度の活用のため、
()特定保健用食品(疾病リスク低減表示)におけるカルシウム及び葉酸の保健の用途の表示を改正する。
()う蝕に係る疾病リスク低減表示の申請を行うための考え方を示す。
()特定保健用食品(規格基準型)に複数の保健の用途を表示することができる区分を新設する。
 
その他所要の改正を行う。
 
(KC 特保の基準等の改正案に対するパブリックコメントの募集です。パブリックコメントは、7月7日まで)
 
 
6月8日 令和3年度 特定保健用食品の疾病リスク低減表示に係る調査・検討事業報告書の公表 (消費者庁)
 
本報告書は、消費者庁の委託を受け、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が調査事業を実施し、取りまとめたものです。
 
調査報告書

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/information/research/2021/
assets/
food_labeling_cms206_20220608_01.pdf

 
(KC 上の改正案のもとになった調査報告書です。)
 
 
6月8日 医薬品成分を含有する製品の発見について (西宮市)

https://www.nishi.or.jp/kenko/
hokenjojoho/iji/iyakuhinseibunn.html

 
令和4414日(木)、SNSを通じて購入したダイエット用健康食品を摂取した市民から健康被害の届出があったため、当該製品を検査した結果、医薬品成分のシブトラミンが検出されました。


この製品を摂取すると健康被害が起こるおそれがあるため、摂取している方は直ちに摂取を中止し、健康被害が疑われる場合には速やかに医療機関を受診するとともに、西宮市在住の方は西宮市保健所にご連絡ください。
 
健康被害が疑われる製品の概要
製品名
Detoxeret ゼリー(セロリと海藻の風味)
Detoxeret ゼリー(ブラックカカオ蜂蜜風味)
形状 ゼリー状
検出された医薬品成分
シブトラミン(1袋中に21.9mg検出)
シブトラミン(1袋中に23.7mg検出)
 
 
6月10日 医薬品成分を含有する製品の発見について (千葉市)

https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/
iryoeisei/seisaku/
yakumu_iyakuhinseibun.html

 
令和4年5月2日、インターネットを通じてダイエット用食品を購入した市民1名から体調不良の相談があったため、当該製品を国立医薬品食品衛生研究所で検査したところ、医薬品成分のシブトラミンが検出されました。
この製品を摂取すると健康被害が起こるおそれがあるため、直ちに摂取を中止し、健康被害が疑われる場合には速やかに医療機関を受診するとともに、市保健所にご連絡ください。
市民の皆様は、購入や摂取をしないよう注意してください。
 
健康被害が疑われる製品の概要
名称 Detoxeret Jelly(セロリと海藻の風味、ブラックカカオ蜂蜜風味)
内容量 15本
形状 チューブ状ゼリー
検出成分 医薬品成分「シブトラミン」
検出量 セロリと海藻の風味:38.3 mg/本、ブラックカカオ蜂蜜風味:22.8 mg/
検査結果判明日 令和4年6月6日
 
(KC 西宮市で健康被害が出た商品と同じものですが、明らかにシブトラミンの量が違います。ゼリーにシブトラミンが均等に混合されていたものではなく、患者の話では、白い粒状のものが、ゼリーに刺さっているような状態だったと言われているようです。一名の方は救急搬送されたとのこと。呼吸困難に陥ったようです。血圧も200オーバーまで上がっていたようです。確かに、海外の医薬品で使用されいる量よりも多いです。日本では、安全性の面からシブトラミンは過去に医薬品としても承認されたかったという事実があります。何例も死亡例が出ていたから、日本ではそういうものはなかなか承認されませんね。)


健康食品の健康被害情報 国立健康栄養研究所HPより


健康食品の健康被害情報(/5~6/11) 国立健康栄養研究所HPより


(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起、米国FDA/FTCの新型コロナウイルス対策に関連した虚偽宣伝に関する注意喚起は、掲載していません)
 
素材情報より
 
「青汁」 安全性:危険情報
72歳女性 (日本) が、脂質異常症を指摘されてキトサン含有青汁36 g/日を摂取していたところ、4ヶ月後より下腿から臀部に褐色斑を生じて受診。全身の皮膚の黄染と臀部から下肢にかけて出血を伴う黄褐色斑が認められ、DLSTにおいて当該青汁製品が陽性を示した。当該製品を原因とする柑皮症および慢性色素性紫斑型薬疹と診断され、当該製品の摂取中止と食事療法により軽快した。
西日本皮膚科. 2021;83(3):262.


患者さんとの会話のための話題提供


LINK de DIETより



乳製品の摂取は前立腺がんのリスクの増加に関連する?


乳製品の摂取は前立腺がんのリスクの増加に関連する?

  
乳製品、特に牛乳の摂取量が多い男性は、摂取量が少ない男性と比較して、前立腺がんのリスクが大幅に高くなるかもしれない、という米国ロマリンダ大学からの研究報告。前立腺がんのリスクの増加と非乳製品のカルシウムの摂取との間にそのような関連性は見られず、カルシウム以外の物質が前立腺がんのリスクに関与していることを示唆しているという。
研究チームは、乳製品とカルシウムに幅広く曝露している28,737人の北米在住のセブンデーアドベンチスト派の男性の食事摂取量を評価した。全員が開始時はがんでなかった。食事摂取量は、食物摂取頻度質問票(FFQ)と繰り返しの24時間思い出し法から推定された。がんレジストリを使用して、参加者の前立腺がんを平均7.8年追跡した。研究期間の終わりまでに、州のがんレジストリは、1,254例の新しい前立腺がん症例を報告した。
分析の一環として、研究チームは、乳製品以外のカルシウム摂取量(ナッツ、種子、アブラナ科およびその他の緑の野菜、マメ科植物、果物、強化シリアル)を乳製品の摂取量から分離したと述べている。チームは統計モデルを使用して、非乳製品のカルシウム摂取量、前立腺がんの家族歴、人種、年齢などの他の因子の影響を排除して、乳製品の摂取量に焦点を当てた。
 
解析の結果、1日約430gの乳製品(1.75カップの牛乳)を摂取した男性は、1日わずか20.2gの乳製品(週0.5カップの牛乳)を摂取した男性と比較して、前立腺がんリスクが27%増加したことが明らかになった。また、1日約430gの乳製品を摂取した男性は、乳製品の摂取量がゼロの男性と比較して、さらに大きなリスクの増加(62%)に直面した。非乳製品カルシウムの摂取にはそのような影響は見られなかった。
 
主任研究者のゲイリー・フレイザー教授は「前立腺がんと乳製品とのこれらの関連の考えられる理由は、乳製品の性ホルモン含有量である可能性がある」と述べている。「泌乳期の乳牛の最大75%が妊娠しており、前立腺がんはホルモン反応性のがんです。さらに、以前の報告では、乳製品や他の動物性たんぱく質の摂取と、前立腺を含む特定のがんを促進すると考えられているホルモン、インスリン様成長因子-1IGF-1)の血中濃度が高いことが関連付けられています。」

https://academic.oup.com/ajcn/
advance-article-abstract/doi/10.1093/ajcn/
nqac093/6603759?redirectedFrom=
fulltext&login=false

 
(KC こんな記事が、テレビでとりあげられると、プラントベースミルクの人気がさらにアップしそうですね。)



1日3gのオメガ3脂肪酸が血圧を下げる?


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3gのオメガ3脂肪酸が血圧を下げる?

  
食品あるいはサプリメントから1日約3gのオメガ3脂肪酸を摂取することが、血圧降下に最適である可能性が高い、という中国・澳門科技大學からの研究報告。
研究チームは、1987年から2020年に発表された全世界の71件の臨床試験の結果を分析して、18歳以上の人々の血圧とオメガ3脂肪酸(DHAまたは/およびEPA)の摂取量の関係を調べた。研究には22-86歳の約5千人が含まれた。
解析の結果、DHAEPA12-3g摂取した人は、DHAEPAを摂取しなかった人に比べて、最高血圧と最低血圧が、平均2 mmHg低下することが明らかになった13g以上のオメガ3脂肪酸の摂取は、高血圧患者においては、さらに血圧を下げる効果が期待できることも明らかになった。

https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/
JAHA.121.025071



母乳哺育は認知機能にプラスの効果?


母乳哺育は認知機能にプラスの効果?

  
母乳哺育を行った期間の長さと、子供の認知機能検査の点数との相関は、社会経済学的要因と母親の知性を調整後もみられるようだ、という英国オックスフォード大学からの研究報告。
研究チームは、英国ミレニアムコホート研究の一環として2000年から2002年に生まれ14歳まで追跡された7,855人の児童に関するデータを解析した。
交絡因子を未調整の場合、母乳哺育期間が長いほど、5711および14歳の時点での言語的および空間的認知能力が高いことが明らかになった。社会経済的地位と母の認知能力の違いを考慮(調整)しても、母乳哺育児は母乳哺育期間に応じて、14歳までの認知能力が高まることがわかった。
学歴が高く裕福な女性は母乳哺育が長い傾向があり、また彼女らは認知能力も高めである。それが母乳哺育が長い子供の認知能力が高い理由ではないかと疑われていたが、我々の研究では、それらの違いを考慮しても、母乳哺育は認知能力を高めた。この違いは個々の子供にとってはわずかだが、人口レベルでは重要な差だと思われる、と研究者らはコメントしている。

https://journals.plos.org/plosone/
article?id=10.1371/journal.pone.0267326



先週の健康・健康食品関連情報


先週の健康・健康食品関連情報(6月5日~6月11日)

 
行政公表資料より
 
特になし


大学・研究機関等公表資料より



家族構成とうつ病との関連 (国立がん研究センター)


https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/
8933.html

 
こどもと同居しているグループは、こどもと同居していないグループに比べて、うつ病のリスクが、参加者全体で47%低く、男性では58%低くなっていました。女性では統計学的に有意なリスク低下は認められませんでした。これらの関連は、配偶者との同居と親との同居をさらに調整した後も変わりませんでした。
一方で、そのほかの家族構成(配偶者との同居、親との同居)とうつ病のリスクとの間に統計学的有意な関連は認められませんでした。
 
 
心血管リスク因子と低体力は社会的認知機能の低下と関わる (神戸大)

https://www.kobe-u.ac.jp/
research_at_kobe/NEWS/news/
2022_06_09_01.html

 
心血管リスク因子(肥満、高血圧)と低体力が社会脳ネットワークに関係する脳活動の低下を介し、社会的認知機能の低下と関わることを明らかにしました。健康的なライフスタイルは、疾病予防だけでなく社会性の維持・増進にも効果があると考えられます。
 
 
残業それ自体ではなく、長時間労働による睡眠不足と食事の不規則さがメンタルヘルスに害を与える (東京医大)

https://team.tokyo-med.ac.jp/omh/news/
202205watanabe_shimura/

 
複数の企業群を対象に行われた職業性ストレスの状況(ストレスチェック)、睡眠の状況、そして勤務時間に関する質問紙調査を行うことにより、長時間労働・残業時間は直接はうつや心身のストレス反応に関係しないこと、しかし睡眠時間の短縮と食事時間の不規則化を介して、それらメンタルヘルスに間接的に有意に関連することを明らかにしました。
 
 
天然ニンニクの機能性を解明 生活習慣病予防への応用に期待 (鹿児島大)

https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/
2022/06/post-1926.html

 
特殊な加工方法でニンニク細胞中のアリイナーゼ酵素を失活させ、無臭の含硫有機化合物を分解することがないようニンニクを調整しました。さらに、このように調整したニンニクを使用し、ニンニクの生活習慣病の予防機能を調べたところ、過剰栄養による腸内細菌叢失調及び脂質代謝異常のマウスモデルにおいて、顕著な腸内細菌叢の改善効果および脂質・糖質代謝の改善効果が認められました。例えば、過剰栄養がもたらした体重、脂肪重量、肝臓脂肪率、血中総コレストロール、血清中性脂肪、血清低密度リポタンパク質、肝臓脂肪率、血糖値やインスリン抵抗性等の生活習慣病指標を低下させる結果がでました。

 この作用機構を解析した結果、ニンニクの含硫有機化合物がタウリンを増加させ、肝臓の脂肪酸β酸化も促進することにより、脂質異常症と脂肪肝を抑制、同時に高血糖に係る酵素ジペプチジルペプチダーゼ-4DPP-4)と肝臓の糖新生を阻害することにより、グルコース恒常性(血糖値を健康的な状態に調節すること)を維持していることが分かりました。
 
 
45 歳未満の女性の肥満は乳がんの低リスク
80 万例を用いた医療ビッグデータ解析 (東大病院)


https://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/
20220607.html

 
国内の大規模医療データベースを用いてBMIと乳がん発生との関連を調査しました。45歳未満の女性約80万人のデータを解析した結果、BMI22 kg/m2以上であると乳がんにかかるリスクが低く、欧米と同様の関連を持つことを初めて示しました。
 
 
ビタミンD不活性化酵素を阻害する核酸医薬の開発
骨粗鬆症、がんの治療につながる (金沢大)


https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/
uploads/2022/06/20220603.pdf

 
ビタミン D 不活性化酵素を選択的に阻害する核酸分子の取得に成功しました。
取得した核酸分子は、ヒト肺がん由来細胞株において活性型ビタミン D の効果を持続させ、がん細胞増殖抑制効果を高めました。



先週のトクホ・機能性表示食品情報

特定保健用食品

先週のトクホ・機能性表示食品情報(5月29日~6月4日)
 
特定保健用食品
 
6月8日 許可
 
商品名:
CO・OPこめ油プラス     

申請者:
日清オイリオグループ株式会社

関与する成分:植物ステロール

許可を受けた表示内容:
この油は、コレステロールの体内への吸収を抑える植物ステロールを豊富に含んでいるので、血中コレステロールを下げるのが特長です。コレステロールが気になる方の食生活の改善に役立ちます。

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日摂取目安量:14g程度

区分:
再許可等特保

許可番号:
1834
 
詳細は

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
food_labeling_cms206_220608_03.pdf


機能性表示食品届出公表


効率的に使用できるよう、外部サイトへのリンクを貼りました。
会社名のリンク::機能性表示食品まとめ一覧
制度開始から届出た商品を確認できます。

商品名のリンク:機能性表示食品リストとエビデンス
エビデンス詳細・製造工場・摂取時の注意等を確認できます。
H63 株式会社堀 Lisa(リサ)クラシック
H64 明治薬品株式会社 健康きらり ひざ快適サポート
H65 株式会社エル・エスコーポレーション まるごとタモギタケ
H66 SBIアラプロモ株式会社 アラプラス こころケア ソフトキャンディー
H67 株式会社かがやくコスメ ひざラックス
H68 有限会社柏崎青果 赤菊芋パウダー
H69 日清オイリオグループ株式会社 日清MCT(エムシーティー)ドレッシングソース フレンチ
H70 日清オイリオグループ株式会社 日清MCT(エムシーティー)ドレッシングソース チョレギ
H71 日本タブレット株式会社 しなやか青汁
H72 株式会社セラバリューズ セラクルミンM
H73 井藤漢方製薬株式会社 しじみの入った牡蠣ウコン スルフォラファン
H74 イオントップバリュ株式会社 濃密コラーゲンパウダー
H75 ロート製薬株式会社 ロートV5 アクトビジョンa
H76 株式会社中原 クレアチンモノハイドレート3000
H77 わかもと製薬株式会社 歯周ケアサプリ わかもと歯周善玉乳酸菌
H78 株式会社えがお えがお グルコサミンゴールド
H79 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 ルテイン・アスタキサンチン
H80 キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社 ビルベリー
H81 株式会社伊藤園 お~いお茶濃い茶 抹茶入り緑茶
H82 株式会社日本予防医学研究所 ヒドロキシクエン酸
H83 株式会社天真堂 メノウDX
H84 株式会社伊藤園 お~いお茶濃い茶 プレミアムティーバッグ
H85 有限会社高島産業 あらん
H86 株式会社かがやくコスメ 快脳サポート
H87 株式会社Growth canvas SHERICA(シェリカ)

撤回情報
 
2022年6月3日付け
A23 「アサヒスタイルバランスレモンサワーテイスト」
A24 「アサヒスタイルバランスグレープフルーツサワーテイスト」
A145 「アサヒスタイルバランスゆずサワーテイスト」
A251 「アサヒスタイルバランスジンジャーサワーテイスト」
A279 「アサヒスタイルバランス梅サワーテイスト」
B317 「アサヒスタイルバランス香り華やぐハイボールテイスト」
B530 「アサヒスタイルバランス完熟りんごスパークリング」
D541 「アサヒスタイルバランスヨーグルトサワーテイスト」
アサヒビール株式会社 ・・・・ 難消化デキストリン
撤回理由 「製品販売が終了し、再販売の予定がなくなったため。」
 
B406 「アサヒスタイルバランス素肌うるおうピーチスパークリング」
アサヒビール株式会社 ・・・・ パイナップル由来グルコシルセラミド
撤回理由 「製品販売が終了し、再販売の予定がなくなったため。」


今週の注目の届出

注目の届出
 
今週はなし


「機能性表示食品届出情報 簡単動画解説」はこちらから
 
YouTube チャンネル名
「機能性表示食品情報」


https://www.youtube.com/channel/
UCz0TQYw99ttqqQCmiKzxVww

 
チャンネル登録をしてご覧いただければ幸いです。


あとがき


こんばんは
今週は配信が遅くなってしまいました。お許しください。
 
このメルマガで、地方にも出かけますよとコメントしたら、早速、お声がかかりました。ビックリです。
 
さて、シブトラミン入りゼリー、恐ろしいですね。
ベトナムの製品らしいです。痩せるかもしれませんが、生命と隣り合わせと言うのも、あまりにもやり過ぎではないでしょうか。
しかし、これを作った会社さんは何をどう考えて、このような商品を作ってしまうのか全く分かりません。
一つ間違えば、本当に殺人事件になってしまいます。
分からないものには、手を出さないというのが、大原則ですね。
 
メルマガに対する意見、感想等あれば、ぜひお声を聞かせてください。
それでは、素敵な週末を。  (KC)