更新:2019年4月21日
平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等
先週の行政の動き (1月20日~1月26日)
1月23日 医薬品成分を含有する製品の発見について (東京都)
東京都は23日、健康食品『MACAVITAN(マカビタン)』(販売者:(株)日本ソフケン、東京都新宿区)から医薬品成分が検出されたと発表した。同製品を販売・授与していた都内の販売店舗(新宿区)に対し、販売中止と回収を指示した。
1月21日 高額健康食品売りつけ4人逮捕 (NHK
ニュースより)
100円の食品を販売するという名目で県内などの男女6人を集め、実際にはおよそ20万円の健康食品を契約書を交わさないまま売りつけていたとして福岡市の会社員の男らが警察に逮捕されました。
男らの会社ではおよそ3000人に高額の健康食品などを販売していたということで、警察は詳しい実態の解明を進めています。
逮捕されたのは福岡県福津市にある健康食品の販売会社「株式会社あいプラザ」の社員、甲斐義弘容疑者(48)や西園利明容疑者(47)ら合わせて4人です。
警察の調べによりますと、甲斐容疑者ら4人は去年、山口県や福岡県などで100円の食品を販売する名目で下関市の70代の女性など男女合わせて6人を集めましたが、実際は「認知症の予防になる」などとしておよそ20万円分の健康食品を契約書を交わさず売りつけていたとして特定商取引法違反の疑いが持たれています。
調べに対し、4人はいずれも「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますとこの会社では、去年1月から4月にかけて九州と山口県のおよそ3000人に対し、高額の健康食品などおよそ1億円を売り上げていたということで、警察は全容の解明を進めています。 |
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健康食品の健康被害情報(1/20~1/26) 国立健康栄養研究所HPより
1月24日 オーストラリアTGAがアリストロキア酸を含む製品の自主回収情報を公表
■注意喚起および勧告内容
2019年1月23日、オーストラリアTGA (Therapeutic Goods
Administration) がアリストロキア酸を含む製品「OA/RA」の自主回収情報を公表。オーストラリアTGAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。
■解説
当該製品は変形性関節炎や関節リウマチの痛みを緩和するアーユルヴェーダ製品として販売されていたが、検査の結果、極低濃度のアリストロキア酸が検出されたため、バッチNo. 17098003の製品を対象に、業者 (Blueskygreenearth) による自主回収が行われている。アリストロキア酸は人体に安全なばく露量が設定されておらず、当該バッチの製品の使用によって健康被害を生じる可能性がある。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。
1月25日 カナダ保健省が健康被害を生じるおそれのある未承認製品に注意喚起
■注意喚起および勧告内容
2019年1月24日、カナダ保健省 (Health Canada) が健康被害を生じるおそれのある未承認製品「Panasilver」に注意喚起。
■解説
当該製品は、コロイド銀を含み、成人および子ども向けの「免疫機能をサポートする」製品としてインターネットや店舗を介して流通していたが、カナダでの健康製品としての販売許可を得ていない。コロイド銀製品の摂取は銀沈着症 (皮膚や眼、爪の永続的な変色) の発症を引き起こし、妊婦が摂取した場合、胎児の発育に影響する可能性がある。カナダ保健省は、業者 (Activation Products Canada Inc.) に当該製品の自主回収を命じた。
話題の食品・成分の科学情報
下記について更新されています。
「ビタミンについて」
「アミグダリンについて」
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
国立健康・栄養研究所主催 国立健康・栄養研究所セミナー
テーマ「大規模災害後の健康と栄養」
日 時:平成31 (2019) 年2月23日(土)13:00~16:00
場 所:よみうりホール (東京)
参加費は無料です。 |
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患者さんとの会話のための話題提供 LINK de DIETより ①① 間欠的な断食は肥満女性の健康を改善する
厳密にコントロールされたダイエット中に間欠的な断食を実行することは肥満女性の減量を助け健康を改善するようだ、という豪州アデレード大学からの研究報告。
研究チームは、88名の肥満女性を対象に、注意深くコントロールされた10週間以上のダイエットを実施した。
「持続的な制限ダイエットは、肥満女性が減量するための主要な方法である」と筆頭研究者のアミイ・ハッチンソン博士は語っている。
「不運にも、いくつもの研究が制限ダイエットの長期にわたる順守は守るのが極めて難しいことを示唆していることから、本研究は、減量における間欠的断食の効果を調べた。」
研究に参加した88名の女性は全てBMIが25-40の肥満女性で、年齢は35-70歳だった。ランダムに4群に分けられた。1)間欠的断食(IF)70(摂食日も必要量の70%に制限)、2)間欠的断食(IF)100(摂食日は必要量の100%)、3)制限ダイエット(DR)70、そして4)対照群とし、8週間継続した。IF群は、連続しない週3日に朝食後24時間断食した。
食事はすべて供給された。すべて脂質35%、たんぱく質15%、炭水化物50%とした。
その結果、IF70群が最も体重、体脂肪を有意に減らし、総コレステロール、LDL-コレステロールを有意に低下させた。IF100群も対照群に比べて体重と体脂肪を減らしたが、空腹時インスリン値が上昇した。
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②母親のストレスは子どもの過体重に影響するかも
出産後1年間の母親の知覚されたストレスは、子どもの過体重のリスクに関連するようだ、という独ヘルムホルツ環境研究センターからの研究報告。
ドイツでは、2歳から6歳の子どものおおよそ10%近くが、過体重である。
研究では、ドイツの前向き出生コホート研究の498人の母親と子どものペアを対象とした。妊娠中から出生後2年間の母親の知覚されたストレスの程度と、子の体格指数との関連を検討した。
その結果、出生後1年間の母親の知覚されたストレスが、子どもの5歳時の体格指数(body mass index, Zスコア)の上昇と関連付けられた。性別でみると、女児では正の関連を認めたが、男児では母親のストレスとの関連は見られなかった。
母親のストレスには様々な要因がある一方で、ストレスの原因よりもむしろ、母親の知覚されたストレスレベルが、女児のBMIのZスコアの上昇と強く関連した。
母親の知覚されたストレスには、交通量や騒音、生活環境が悪い、世帯収入が少ないことがあった。これらの生活環境によっておこる母親のストレスが、子どもの過体重につながっている可能性がある。
「子どもの発達に関して、妊娠から生後1年間は、特に外的影響に敏感であり、これが病気や肥満に繋がる可能性がある。そして、母親のストレスのような心理的影響が含まれるかもしれない。」と著者らは述べている。
③ オメガ-3系脂肪酸EPAとアスピリンが前がん性腸ポリープを減少させる
EPAとアスピリンが大腸がんのリスクが高い患者の前がん性腸ポリープの数を減らすかもしれない、という英国リーズ大学からの研究報告。
研究チームは。英国内53病院から内視鏡検査で大腸がんのリスクが高いと診断された約700名の患者を対象にランダム化二重盲検プラセボ(偽薬)対照臨床試験を実施した。参加者はランダムに、対照群176名、EPA群179名、アスピリン群177名、EPA+アスピリン群177名に振り分けられた。
1年間の介入試験の後、アスピリン摂取群は、プラセボ群に比べてポリープの数が平均22%有意に減少したことが明らかになった。EPA摂取群は9%減少したが有意ではなかった。けれども、脾彎曲部(左側)のポリープに限っていえば、プラセボに比べて25%減少した。
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先週の健康・健康食品関連情報(1月20日~1月26日)
行政公表資料より
特になし
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大学・研究機関等公表資料より
血中HDLと軽度認知障害・認知症との関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)
血中HDLコレステロールが一番低いグループを基準(Q1)と比較して、血中HDL濃度が一番高いグループ(Q4)の軽度認知障害のリスクは0.47倍と、53%の低下がみられました。認知症については、基準(Q1)と比較して、基準以外のグループ(Q2-4)のリスクは0.37倍と、63%の低下がみられました。
HDLコレステロールの低い人に、HDLコレステロールを少しでも高くする生活(運動、適量飲酒、たばこを吸わない、など)をすることが、認知症を予防する可能性が示されました。
学校心電図検診による肺高血圧の早期発見
(三重大学)
全国調査の結果、日本特有とされる学校心電図検診が特発性肺動脈性肺高血圧(IPAH)の早期診断に有用であることを証明しました。
増加する近視に対して新たなアプローチの可能性を示唆する新発見
(慶應大学)
クチナシ由来の色素成分「クロセチン」に近視進行抑制に関連する遺伝子の一つである「EGR-1」の発現量を増やす効果があること、近視誘導モデルでクロセチンが近視進行の程度を示す「眼軸長の伸長」や「屈折度数の変化」を有意に抑制することが世界で初めて確認されました。
腸内細菌がつくる乳酸・ピルビン酸により免疫が活性化される仕組みを解明 (国立研究開発法人日本医療研究開発機構)
乳酸菌等が産生する代謝分子の乳酸・ピルビン酸が自然免疫細胞である小腸のマクロファージに直接、作用することを発見。
乳酸・ピルビン酸の受容体として、小腸マクロファージの細胞表面に発現するGPR31を同定。乳酸・ピルビン酸をマウスに投与すると、マクロファージが活性化し、病原性細菌に対する抵抗性が増加。 |
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先週のトクホ・機能性表示食品情報(1月20日~1月26日)
特定保健用食品
1月21日 1件 許可
機能性表示食品届出公表(1月20日~1月26日)
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今週の注目の届出
D347 「摩擦音ケアにひざ年齢」
ゼライス株式会社
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コラーゲントリペプチド(GPHyp)
機能性表示 「本品にはコラーゲントリペプチド(GPHyp)が含まれるので、日常生活で生じる膝関節の違和感(摩擦音)を軽減する機能があります。ただし、一過性でない膝関節の違和感(摩擦音)が続いたり、あるいは膝関節に他の異常のある場合は医師の診察をお勧めします。」
新規成分です。
臨床試験で評価 プラセボと被験食(低用量、高用量)の3群で比較。10週間の試験。
結果、「摩擦音」の項目について、4g群(コラーゲントリペプチド(GPHyp)として130 mg群)が摂取5週目、10週目において、プラセボ群と比較して有意に低減した。
応用薬理 89(5/6) 115-124(2015)
作用機序
コラーゲントリペプチド(GPHyp)は血液中に吸収された後に 関節に取り込まれて軟骨細胞を活性化し、軟骨組織の構成成分であるI型コラーゲンの産生を亢進させることで軟骨(組織)の摩耗や消耗および亀裂を減少させ、膝関節組織 を良好な状態にする。これによって、膝関節の状態を知る指標として自覚症状(違和感) の一つである摩擦音が軽減されるものと考えられた。
(KC 機能性表示の文言を見ると、随分と苦労して、受理されたことが分かります。届出企業に拍手ですね。)
D349 「四季爽快」
ヒガシマル醤油株式会社
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大豆発酵多糖類(大豆水溶性食物繊維として)
機能性表示 「本品には、大豆発酵多糖類(大豆水溶性食物繊維として)が含まれるので、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を緩和します。」
新規成分です。
臨床試験で評価しています。
通年における日常生活でのアレルギー性鼻炎の諸症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど)の自覚症状があり、薬物治療の必要のない健常な20歳以上65歳以下の成人男女50名を対象に、無作為に割り付けを行った対照群との比較試験で評価(12週間)。
被験食群では、摂取12週後に耳鼻咽喉科医の診察によるアレルギー性鼻炎症状の重症度分類スコアが有意に改善した。また、日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票による被験者の自覚症状の評価では、被験食群では、摂取8週後の「涙目」、摂取12週後の「目のかゆみ」「眼・鼻の症状」(目鼻に関する6項目の総計)が有意に改善した。
応用薬理 94(3/4) 43-51(2018)
作用機序
「大豆発酵多糖類(大豆水溶性食物繊維として)」の抗アレルギー作用の作用機序として、Th1/Th2 バランスの改善やマクロファージの活性化により、I 型アレルギーに関わる IgE 抗体量を減少させることが考えられる。
(KC 作用機序で、免疫調節についてしっかり謳われています。先日のタヒボもそうですが、免疫を謳いたいなら、このような手法で攻めるべきですね。)
D352 「オリザ 黒ショウガエキス」
オリザ油化株式会社
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黒ショウガ由来5,7-ジメトキシフラボンおよび黒ショウガ由来5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボン
機能性表示 「本品には,黒ショウガ由来5,7-ジメトキシフラボンおよび黒ショウガ由来5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボンが含まれます。黒ショウガ由来5,7-ジメトキシフラボンおよび黒ショウガ由来5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボンには,現代生活で低下するものを握る力ならびに加齢に伴って低下する立ち上がる力および自転車運動をサポートする機能があることが報告されています。」
SR(2報)で評価されています。
機能性関与成分を4~8週間摂取することで握力及び30秒立座り試験,エルゴメーター試験において握力及び立座り回数,持久力の有意な向上が認められた。
① タイ人で60 歳以上の健常者45 名 RCT 二重盲検並行群間比較試験
8 週間 n=15×3群(プラセボ、低用量群、高用量群)
Evidence-based Complementary and Alternative Medicine, ID732816
(2012)
② 日本人で25 歳から62歳までの 健常者24名 RCT 二重盲検クロスオーバー群間比 較試験 4 週間,ウォッシュ
アウト3週間
作用機序
黒ショウガ由来 5,7-ジメトキシフラボンおよび 黒ショウガ由来 5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボンによる握力の改善は,AMPK (AMP 活性化プロテインキナーゼ)の活性化を介するエネルギー代謝の改善メカニズムか関与していると考えられる。
医薬品の相互作用について以下の記載があります。
以下の医薬品の作用を増強または減弱する可能性が報告されています(イソニアジド、オメプラゾール、カルバマゼピン、テオフィリン、ニューキノロン系抗菌薬、フェナセチン、フェニトイン、フェノバルビタール、プロプラノロール、フルボキサミン、メキシレチン、リファンピシン)。これらを服用中の方は本品の使用をお控えいただくか、医師、薬剤師にご相談ください。
(KC 5,7-ジメトキシフラボンは、既出ですが、5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボンは新規です。さらに、機能性は新しいものです。)
D355 「スルフォラファン」
カゴメ株式会社 ・・・・ スルフォラファングルコシノレート
機能性表示 「本品は、スルフォラファングルコシノレートが含まれるため、健康な中高年世代の方の健常域でやや高めの血中肝機能酵素(ALT)値を低下させる機能があります。血中ALT値は肝臓の健康状態を示す指標の一つです。本品は、中高年世代の肝臓の健康状態を示す一指標の改善に役立ちます。」
新規成分です。
臨床試験で評価しています。
肝機能マーカー(ALT, AST, γ-GTP)の値を基準に選定した、30 歳以上65 歳未満の健康な日本人の男女103名の試験にて24週間摂取で評価。
70名での結果解析で、BSE(ブロッコリースプラウト抽出物)を含むカプセルを摂取した群では、BSEを含まないカプセルを摂取した群と比較して、中高年(45-64歳)のALTが有意な低値を示した。
Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)vol. 46 no. 1
81-95 (2018)
作用機序
体内の抗酸化力が低下した中高年に対しては、体内で BSE から産生された SF(スルフォラフ ァン) が 転写因子Nrf2 を介して抗酸化酵素の発現を亢進し、体内の酸化ストレス状態を改善することで、ALT の値、すなわち肝臓のダメージを低下させたと考えられる。
(KC 6か月、毎日飲んだら効果があるということらしいですが…)
機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/ |
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今週も、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
早いもので、1月最後の配信になってしまいました。つい先日、初詣に行ったばかりなのに、来週はもう2月のスタートです。
来年の今頃は、食品表示の駆け込みチェックで、てんやわんやしていることが、今から目に見えるようです。
食品メーカーの方に、今まで、4年も準備期間があったのだから、計画をもって変更してくださいと言いたいのですが、変更しないと、食品表示違反になるので、対応はしないといけません。
年明けから、行政からの講演依頼やら、コンサルの依頼やら、数が増えてきています。取り締まる方も、取り締まられる方も、真剣モードに入ってきたようです。
健康食品も、すべて対象なのですが、こちらは意外と早めに対応ができているような気がします。
インフルだけでなく、風邪も流行っているようなので、ご自愛ください。
では、素敵な週末を。 (KC) |
平成30年4月1日 第1号発行
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