2018年6月9日土曜日

薬剤師さんのための健康食品情報 (2018/6/3~6/9)号

更新:2019年4月21日
薬剤師がぜひ知っておきたい「健康食品」に関する情報 
(2018/6/3~6/9)

平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等

64日 規制改革推進に関する第3次答申 (内閣府)

健康食品の関連では、
(5)食薬区分(昭和 46 年通知)の運用改善
食薬区分に係る考え方の明確化 【平成 30 年度検討・結論・措置】
食薬区分に関する相談・申請についての体制整備 【平成 30 年度検討・結論・平成 31 年度上期措置】
(6)機能性表示食品制度の運用改善
生鮮食品に係る食品表示の在り方の見直し 【措置済み】
研究レビューの活用推進 【平成 30 年検討・結論・措置】


(KC 薬剤師さんにとって、関心なのはこちらですね。
薬剤師による完全対面指導の時代は、まもなく消滅します。今後の薬剤師さんの活動を、早めに見直さないと、対応が遅れますね。)

















患者が服薬指導を受ける場所の見直し 【平成 30 年度検討・結論、平成 31 年度上期措置】
患者が職場にいながら診療を受け処方箋医薬品を受け取ることができれば、生活習慣病の重症化予防に効果的であるという指摘がある。しかし、医療法上は患者が職場でオンライン診療を受診することは周辺環境次第では許容されるものの、薬剤師による服薬指導を受けることは、薬剤師法施行規則(昭和 36 年厚生省令第5号)により認められていない。 したがって、患者がオンライン診療を受診した場所(職場等)で、薬剤師が服薬指導を実施することを可能とするよう、薬剤師法施行規則の見直しを検討し、措置する。

オンラインでの服薬指導の一定条件下での実現 【平成 30 年度検討・結論、平成 31 年度上期措置】
現在、移動が困難な患者に対しては、薬剤師の訪問による服薬指導や薬剤管理等を実施する「訪問薬剤管理指導制度」が設けられており、その推進は重要であるが、当該制度の推進だけで、患者のニーズに応えることは難しい。実際、実働する訪問薬剤師の不足等により訪問服薬指導を受けられず、服薬指導を受けるためだけに薬局へ行かねばならない地域や患者は存在する。 したがって、オンライン診療や訪問診療の対象患者のように、それらの必要に迫られた地域や患者に対して、地域包括ケアシステムの中でかかりつけ薬剤師・薬局が医療・介護の一翼を担い、国民が医薬品の品質、有効性及び安全性についての利益をより享受できる医薬分業及びかかりつけ薬剤師・薬局の取組等を推進するため、薬剤師による対面服薬指導とオンライン服薬指導を柔軟に組み合わせて行うことについて 検討し、結論を得る。

電子処方箋実務の完全電子化 【平成 30 年度上期検討・結論、平成 30 年度措置】
 現在、電子データも処方箋の原本となり得るが、厚生労働省が平成 28 年に策定した「電子処方せんの運用ガイドライン」(平成 28 年3月 31 日)では、電子処方箋引換証及び処方箋確認番号を、患者が薬局に持参するモデルが定められている。しかし、電子処方箋の交付から受取までを完全に電子化し、紙のやり取りをなくさなければ、電子処方箋導入のメリットが失われ、「一気通貫の在宅医療」を実現することはできない。 したがって、オンラインを活用した「一気通貫の在宅医療」の実現に向けて、当該ガイドラインを改めて、電子処方箋のスキームを完全に電子化するための具体的な工 程表を作成し、公表する。

また、別項目では、こんなことも出ています。
医薬品添付文書の電子化 【平成 30 年度検討・結論、平成 31 年度措置】
 医薬品添付文書は容器等に添付することとされているが、出荷・流通・卸の過程で添付文書の内容に変更が生じる場合があり、医療機関に納入される際に最新情報を提供できないおそれがある。したがって、医薬品添付文書について、最新の添付文書は紙媒体での添付を省略し、インターネット上での公表をもって代えることを認めることの可能性について必要な調査・検討を行った上で、運用上の課題等を整理する。


健康食品の健康被害情報(5/276/2) 国立健康栄養研究所HPより

64 オーストラリアTGAが医薬品成分 (フロセミドなど) を含む製品に注意喚起

■注意喚起および勧告内容
201862日、オーストラリアTGA (Therapeutic Goods Administration) が医薬品成分 (フロセミドなど) を含む製品「Solve Botanical Slimming capsules」に注意喚起。オーストラリアTGAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。
■解説
当該製品を分析したところ、医薬品成分であるフロセミド、フェノールフタレイン、パラセタモールが検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。

(KC ダイエット用サプリメントなのでしょうが、どれくらいの量が入っているかわかりませんが、きっと効果はありますね。個人輸入をしている人がいないことを祈るばかりです。)


66 オーストラリアTGAが緑茶抽出物を含む製品の肝障害リスクについて注意喚起

■注意喚起および勧告内容
201865日、オーストラリアTGA (Therapeutic Goods Administration) が、緑茶抽出物を含む製品の使用による肝障害リスクについて注意喚起。
■解説
これは、緑茶抽出物 (Camellia sinensis (green tea) extract) 使用との関連が疑われる肝障害が各国で報告されていることを受けてオーストラリアTGAが公表したもの。オーストラリアでは、緑茶抽出物を含む267製品が体重管理のサポートや抗酸化物の供給源などの低リスク医薬品として豪州医療製品リスト (Australian Register of Therapeutic Goods) に登録されている。現時点までに、オーストラリアTGAには緑茶抽出物含有製品の摂取が関連した肝障害が20件報告されており、19件では濃縮された緑茶抽出物を含む製品を摂取されていた。また、17件は複数の製品や多数の有効成分を含む製品を摂取しており、3件は緑茶抽出物のみを有効成分とする製品を単独で摂取していた。
オーストラリアTGAは、緑茶抽出物を含む製品の使用による肝障害について、稀であるが発症の予測が困難であるとして、このような製品を使用していて肝障害が疑われる症状を生じた場合にはすぐに使用を中止して医療機関を受診するよう注意喚起している。
なお、緑茶抽出物を含むナチュラルヘルス製品の肝毒性については、カナダ保健省や欧州食品安全機関 (European Food Safety Authority) からも注意喚起が出されている。

KC 緑茶抽出物の注意喚起は、カナダ以外から、以前から報告あります。食習慣の違いなのか、日本では報告ありません。)


68日 シンガポールHSAが基準値以上のヒ素を含む製品の自主回収情報を公表

■注意喚起および勧告内容
201866日、シンガポールHSA (Health Science Authority) が基準値以上のヒ素を含む2製品 (Herba Banyumas Kapsul Tongkat Ali Power PlusHerba Banyumas Kapsul Tongkat Ali Super Power Gold)の自主回収情報を公表。シンガポールHSAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。
■解説
当該製品を検査したところ、基準値以上のヒ素が検出されたため、全バッチを対象に業者による自主回収が実施されている。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害は不明。

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患者さんとの会話のための話題提供

LINK de DIETの記事より


① ダイエットする10代女子と不健康な行動
  
ダイエットの経験がある10代の女子は、喫煙や過剰飲酒、朝食欠食などの健康に悪い行動を取りやすいことがわかったという。カナダ・ウォータールー大学の研究。
この研究は、オンタリオ州の女子高生3300人以上を対象に行い、研究開始時にダイエットをしていなかった女子と比べ、ダイエットをしていた女子がその3年後に健康リスクのある行動をとっている確率が高いことを明らかにした。ダイエット経験者は、そうでなかった者に比べて喫煙と朝食欠食をしていた割合が1.6倍、喫煙と過剰飲酒をしていた割合が1.5倍だったという。

著者のラフォール氏は「ダイエットをしていたことと喫煙や欠食に関連があるのは当たり前のようにみえますが、過剰飲酒についてはそれほど明白ではありません。わたしたちの知見では、ダイエットやその他の不健康な行動は、共通の根本的要因、たとえば体形への劣等感があることを示唆しています。女子の70%が、3年の間にダイエットをしていることから、ダイエットとその他不健康行動との関連が気にかかります」

「青春期後、女子は体重が増えやすいのですが、一方で理想的な体型となりそれを維持することへの驚くほどのプレッシャーが、ソーシャルメディアなど至る所からあるのです」などとし、むやみに体重減少を気に掛けるのではなく、健康であることを重視すべきとしている。
https://link.springer.com/article/10.17269%2Fs41997-018-0025-x




② 歩くペースを上げると寿命が延びる
  
歩行ペースの速い人は遅い人に比べて死亡リスクが低くなるほか、高齢者においては歩行ペースと心血管疾患による死亡リスクの関連性が、より顕著に表れることがわかったという。豪・シドニー大学の研究。
ゆっくりと歩く人に比べ、平均的な速さで歩く人の全死亡リスクは20%、速足の人では24%低いことがわかったという。また、同様のことは心血管疾患による死亡リスクにもいえ、歩行がゆっくりの人に比べて平均的な人は21%、速足の人は24%リスクが低くなるという。高齢者においてはこの傾向がより顕著に表れ、60歳以上では平均的なペースの人で46%低下、速足の人は53%低下するという。

速足とは一般的に時速5-7kmをさしますが、これは実際には歩行者のフィットネス・レベルに依存します。代わりの指標として、その人がわずかに息を切らしていたり、汗ばむ程度のペースで歩くことです」と研究者のスタマタキス教授。

この研究は、1994-2008年に行われたイングランドとスコットランドにおける人口ベースの調査11件からの50,225名のデータを基にしたもの。歩行ペースは対象者による自己申告とし、身体活動や年齢、性別、BMIにより調整を行った。
http://bjsm.bmj.com/content/52/12/761




知っておきたい関連情報(63日~69)

行政公表資料より

医療通訳育成カリキュラム基準準拠 テキスト「医療通訳」(厚生労働省)

(KC 第3部:通訳実技と、巻末:単語集は、非常に使える資料と思います。「日本語-スペイン語-ポルトガル語-中国語-日本語」医学用語集としても利用できると思います。)


大学・研究機関等公表資料より

身長と死亡との関連 (国立がん研究センター 社会と健康研究センター)

男性において、高身長ほどがん死亡リスクが高く、脳血管疾患死亡および呼吸器疾患死亡リスクが低い
男女別に身長の低い方から4つのグループ;男性(<160cm160-163cm164-167cm、≧168cm)、女性(<149cm149-151cm 152-155cm、≧156cm)に分けて、その後の死亡リスクを比較しました。
その結果、男性において、身長が高いほど、がんによる死亡リスクが統計学的有意に高いことが示されました。一方で、男性の脳血管疾患による死亡については、身長が最も低いグループ(<160cm)に比べて、最も高いグループ(≧168cm)で、死亡リスクが統計学的有意に低く、呼吸器疾患による死亡も高身長ほど死亡リスクが低いことが示されました。女性については、男性と同様の傾向を示しましたが統計学的有意な関連は認められませんでした。


食事パターンと前立腺がん罹患との関係 (国立がん研究センター 社会と健康研究センター)

欧米型食事パターンで前立腺がんリスクが増加
健康型の食事パターンでは、野菜や果物、イモ、大豆食品、きのこ、海藻を多く含んでおり、これらの摂取の多いことが前立腺がんの予防につながったと考えられます。逆に、欧米型食事パターンスコアの高いグループで前立腺がんリスクが増加しました。日本人では、欧米型食事パターンを構成する主要な食品である肉類・加工肉、乳製品が、飽和脂肪酸の主要な摂取源となっており、欧米型食事パターンにより飽和脂肪酸摂取の多くなること、または赤肉や加工肉に含まれるヘム鉄の高摂取とそれによる硝酸塩の増加が前立腺がんのリスクの増加につながっている可能性があります。
欧米型の食事パターンに偏らず、健康型の食事パターンに近づけていくことが、前立腺がんのみならず欧米に多く日本でも主要になっているがんの予防に役に立つと考えられます。








日本の給食が肥満を減らす (東京大学)

少なくとも男子においては、日本の給食プログラムが、思春期の過体重・肥満を減らす効果があることがわかりました。平均体重や平均身長についても、給食実施率の上昇で体重が減り、身長が伸びる傾向が見られ、共に過体重・肥満を減らす方向に寄与していると考えられました。
一方で、女子について、効果があるとまでは言えませんでした。これは、現在、日本の若年女性がやせ傾向にあることと関連しているかもしれません。つまり、思春期の女子が(体型を気にして)食べる量が元々少なければ、給食による摂取カロリー抑制効果が小さい可能性があります 


トクホ・機能性表示食品情報(63日~69)

特定保健用食品の許可

今週は、許可の公表なし


機能性表示食品届出公表(63日~69)

届出番号
届出日
商品名
届出者
食品の区分
機能性関与成分名
表示しようとする機能性
D2
2018/4/10
GABA(ギャバ) 機能性表示食品
株式会社ユーグレナ
サプリ
GABA(ギャバ)
本品にはGABA(ギャバ)が含まれています。GABA(ギャバ)には事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスを緩和する機能があることが報告されています。
D3
2018/4/11
黒糖アーモンド くつろぎGABA(ギャバ)仕立て
株式会社海邦商事
その他加工
GABA
本品にはGABAが含まれます。GABAは勉強や仕事による一時的な精神的
ストレスを緩和する機能があることが報告されています。
今週は、新規成分がありません。

機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。

(KC 年度初めの届出ということもあり、まだ出足が鈍い状況です。)


過去のメールマガジンは、こちらのサイトから閲覧可能です。
http://kc1104.blogspot.com/2018/

平成30年4月1日 第1号発行

2018年6月3日日曜日

薬剤師さんのための健康食品情報(2018/5/27~6/2)号

更新:2019年4月21日
薬剤師がぜひ知っておきたい「健康食品」に関する情報 
(2018/5/27~6/2)

平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等

530日 平成29年度特定保健用食品の有効性・安全性に係る情報公開の拡充に向けた調査事業結果の公表 (消費者庁)

平成29年度特定保健用食品の有効性・安全性に係る情報公開の拡充に向けた調査事業 全体報告書

平成29年度特定保健用食品の有効性・安全性に係る情報公開の拡充に向けた調査事業 ~一般消費者を対象としたグループインタビュー

平成29年度特定保健用食品の有効性・安全性に係る情報公開の拡充に向けた調査事業 ~専門的知識を有する者を対象としたヒアリング

(KC この報告書を受けて、特定保健用食品の(トクホ)データベースができることになります。国立栄研のトクホの製品情報を拡充させて、データベース化する方向らしいです。)


530日 平成 29 年度食品表示に関する消費者意向調査報告書の公表
消費者庁より、平成 29 年度食品表示に関する消費者意向調査報告書が公表されました。

(KC 食品表示の栄養成分表示完全義務化まで2年を切り、消費者庁も少し焦ってきたようですね。それにしても、消費者の関心が薄すぎます。「食品表示制度」が新しくなったことを知っていた者の割合は 16.9%、機能性表示食品の届出情報を確認できること知っていた人は11.8%とのことです。)



・健康増進法施行令第3条第2号の規定に基づき内閣総理大臣が定める区分、項目及び額の一部改正()に関する意見募集

・「特別用途食品の表示許可等について」の改正案についての意見募集

(KC 年内には、乳児用液状ミルクの特別用途食品の許可申請がスタートしそうです。来年には、市場にも出てきそうですが、当面は、外国製品のようです。)


健康食品の健康被害情報(5/276/2) 国立健康栄養研究所HPより

今週は特にありません。

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患者さんとの会話のための話題提供

LINK de DIETの記事より

   ビタミン、ミネラルサプリメントは、心臓病リスクを低下させない?!
  
ビタミン、ミネラルサプリメントは、心疾患の予防、治療に有益であるという十分なエビデンスは示唆されなかったようだ、というカナダ・トロント大学等からのレビュー報告。例外として、葉酸は脳卒中リスク軽減傾向を示唆した。植物性由来の食品に重みを置き、健康的な食事を取り入れるという現在の推奨事項が強化されるべきであるという。
今回のレビューでは、ビタミンやミネラルサプリメントの使用による有益性の有無を調査した179(20121月から201710月までに出版)の無作為化比較試験を検討した。この期間には、米国予防医学専門委員会(The U.S. Preventive Services Task ForceUSPSTF))が、2013年、心臓血管疾患、がんの一次予防に対するビタミン、ミネラル、マルチビタミンの使用について発行したガイドライン前後に発表された論文が含まれている。

結果は、最も一般的に使用されるサプリメント4(マルチビタミン、ビタミンD、カルシウム、ビタミンC )に関するデータは、心血管疾患、心筋梗塞、脳卒中の予防に一貫した利益は認められず、全死因死亡率に対する利益も認められなかったという。葉酸単独成分、葉酸が成分として含まれるビタミンB複合体は、脳卒中の減少を示唆した。しかしながら、ナイアシン(ビタミンB3)、酸化防止剤は、全死因死亡率のリスク増加に関連した

今回の調査結果は、2014年の最新のUSPSTFの推奨を裏付けるもので、「今回のエビデンスは、心血管疾患やがんの予防に、単独、複合の栄養補助剤の有益性と有害性のバランスを評価するには不十分である」としている。
http://www.onlinejacc.org/content/71/22/2570




   毎日の卵摂取は心血管疾患を減らすかも?!
  
卵を食べない者と比し、1日に卵を摂取する者は、心臓血管疾患のリスクを有意に低下させることができるようだ、という北京大学健康科学センター等からの報告。
先行研究では、卵摂取と健康への影響との関連を調査しているが、一貫していない。多くは、卵摂取と冠状動脈性心疾患、脳卒中とに有意な関連がないことが示唆されている。

今回の研究では、China Kadoorie BiobankCKB)調査(中国の10の異なる地域)のデータを使用し、成人50万人(512,891人、30-79)を対象とし、前向き研究を行なった。2004年から2008年に募集され、卵摂取の頻度を調査した。追跡調査し、罹患率、死亡率を決定した。がん、心臓血管疾患(CVD)、糖尿病の既往のない416,213名を対象とした。8.9(中央値)のフォローアップ後、CVD 83,977例、CVDからの死亡 9,985例、主要な冠状動脈イベント 5,103例が認められた。

結果は、卵を食べない者と比し、毎日の卵摂取はCVD全体のリスク低下と関連していたという。毎日の卵摂取は、出血性脳卒中のリスクが26%低下、出血性脳卒中による死亡リスクが28%低下、CVD死亡リスクが18%低下した。さらに、 毎日卵を食べている者(推定量5.32/)は、「決して食べない、稀に食べる」摂取カテゴリーの(2.03/)と比し、虚血性心疾患のリスクが12%減少した
http://heart.bmj.com/content/early/2018/04/17/heartjnl-2017-312651




知っておきたい関連情報(526日~62)

行政公表資料より

健康スコアリングの詳細設計に関するワーキング・グループ報告書の公表 (日本健康会議)
健康スコアリング活用ガイドライン

(KC 企業と一緒に健康づくりに取り組んでいこうと思っている薬局は、必読です。)


医療等分野情報連携基盤技術ワーキンググループ資料から (厚生労働省)
全国保健医療情報ネットワークと保健医療記録共有サービスの課題と対応(案)

(KC いますぐには、必要ありませんが、将来的には、これも知らないといけなくなりますね。)


禁煙支援マニュアル(第二版)増補改訂版の公表

このサイトから、下記資料が、ダウンロード可能です。
禁煙支援マニュアル(第二版)増補改訂版
禁煙支援に役立つ教材や資料
・喫煙・受動喫煙に関する質問票[66KB
・喫煙者用リーフレット(短時間支援用)[884KB
・喫煙者用ワークシート(標準的支援用)[820KB
動画もアップされています。


大学・研究機関等公表資料より

急に暑くなる日の熱中症リスク増大を科学的に立証~梅雨の合間、梅雨明けの熱中症リスクへの注意喚起~(名古屋工業大学)

暑熱順化前に運動した場合、順化後に比べて必要な活動代謝量が多く、このことが高い体温上昇につながることもわかりました。


脳梗塞患者への抗凝固療法:2年間の追跡結果を公表~SAMURAI-NVAF研究~ (国立循環器病研究センター)

脳梗塞発症2年後までに、脳卒中ないし全身塞栓症をおこした割合は、ワルファリン群で10.5%、DOAC群で8.4%です。患者のもともとの特徴を補正する統計解析を行った後に、DOAC群はワルファリン群に対して1.07倍(95%信頼区間0.661.72倍)の危険を有していることが分かります。同じように大出血(国際血栓止血学会分類)の危険は0.51倍(0.221.08倍)、頭蓋内出血の危険は0.32倍(0.090.97倍)になります。
DOAC 直接作用型経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant


成人期の体格と子宮体がん罹患との関連 (国立がん研究センター)

BMI23.0-24.9のグループと比較してBMI27.0以上のグループで、統計学的有意に子宮体がん全体のリスクが上昇していた。また、I型子宮体がんでも同様の関連性が認められたが、II型子宮体がんでは、BMIとの関連性は認められなかった。
世界的には、BMI30.0kg/m2を超えるグループでは、基準となったグループと比較してII型子宮体がんのリスクが上昇している報告も出ている。

(日本人は、BMI30以上の人が少なく、結果が得られないということですかね。
どちらにしても、成人期に太っていると、子宮体癌になりやすいかもということだと思います。)




トクホ・機能性表示食品情報(527日~62)

特定保健用食品の許可

今週は、許可の公表なし

機能性表示食品届出公表(527日~62)

届出番号
届出日
商品名
届出者
食品の区分

機能性関与成分名
表示しようとする機能性
C451
2018/3/30
ウィルキンソン タンサン エクストラ
アサヒ飲料株式会社
その他加工
難消化性デキストリン(食物繊維として)
本品は、難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。
C452
2018/3/30
ゆめみんプラス
株式会社しまのや
サプリメント
L-テアニン
本品には「L-テアニン」が含まれます。
L-
テアニンには、夜間の睡眠の質を高める(起床時の疲労感や眠気を軽減)ことが報告されています。
D1
2018/4/2
ララ ウォーク
株式会社キャネット
サプリメント
3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB
本品には、3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)が含まれます。3-ヒドロキシ-3-メチルブチレート(HMB)には、自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量及び筋力の維持・低下抑制に役立つ機能、歩行能力の改善に役立つ機能が報告されています。

今週は、新規成分がありません。
平成29年度は、452品目の届出で終了です。今週から平成30年度の届出がスタートです。

機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。


機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

平成30年4月1日 第1号発行