平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等 |
先週の行政の動き (12月1日~12月7日)
12月3日 改正食品衛生法の指定成分案のパブリックコメント 12月3日から、指定成分等含有食品による健康被害情報届出の省令案についてのパブリックコメントの募集がスタートしました。意見募集は、来年1月2日まで。 指定成分は 「コレウス・フォルスコリー」 「ドオウレン」 「プエラリア・ミリフィカ」 「ブラックコホシュ」 指定成分含有食品の健康被害情報の報告内容 (1)指定成分含有食品が人の健康に被害を生じさせた、またはその恐れがある情報を得た日 (2)指定成分含有食品の製品名 (3)指定成分含有食品中の指定成分の含有量 (4)健康被害を受けた者の性別・年齢、指定成分含有食品の摂取状況、健康被害の症状 (5)健康被害を受けた者が医療機関を受診している場合は、当該医療機関の名称・所在地 (6)(5)の医療機関の診断結果 (7)指定成分含有食品の摂取時に使用していた医薬品などがある場合は、当該医薬品などの名称 (8)その他の必要な事項 2月2日に告示・公布、6月1日に施行予定。 各々の概要は 「食品衛生法第八条第一項の規定に基づき厚生労働大臣が指定する指定成分等(案)」について https://search.e-gov.go.jp/servlet/ PcmFileDownload?seqNo=0000195047 「食品衛生法施行規則の一部を改正する省令(案)」(指定成分等含有食品による健康被害情報届出)について https://search.e-gov.go.jp/servlet/ PcmFileDownload?seqNo=0000195044
12月4日 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を
改正する法律の公布
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/ tsuchi/T191206I0010.pdf 医薬品などの虚偽・誇大広告を対象とした「課徴金制度」の導入を盛り込んだ改正医薬品医療機器等法案が公布されました。 課徴金制度については、2年以内に施行される。 12月5日 「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(案)」及び「指定成分等含有食品の製造又は加工の基準(案)」(指定成分等含有食品の製造又は加工の基準の設定)に関する御意見の募集について 食衛法の指定成分の製造又は加工の基準(案)に対するパブリックコメント 概要 https://search.e-gov.go.jp/servlet/ PcmFileDownload?seqNo=0000195115 (少し古いものですが、) 11月19日 「消費者ネットおかやま」が「株式会社インシップ」に、消費者契約法41 条1項に基づく事前請求書の送付 http://okayama-con.net/sasidome/ 20191119_差止請求書%EF%BC%88 インシップ宛).pdf 消費者ネットおかやまは株式会社インシップに対し、今年7月12日と7月26日に、広告が景表法違反に当たるとして改善を求める「申入書」を送付したが、同社は受け取りを拒否したための裁判にかけるという最後通告。 「夜中に何度も…」、「中高年男性のスッキリしない悩みに!」などと記載。そうした文言とともに、寝間着を着た男性が下半身を震わせながら扉のノブに手をかけているイラストを用いて、「何度も…ソワソワ…」と表示していた。また、「飲んでみたら、早めにスッキリした」、「寒い時期も乗り切れそうです」といった体験談も掲載していた。 |
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(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません) 12月2日 消費者庁と山形県が食品衛生法に違反する製品の自主回収情報を掲載 ■注意喚起および勧告内容 2019年12月2日、消費者庁と山形県が食品衛生法に違反する製品「濃縮赤しそジュース」 (賞味期限 2020年6月30日) の自主回収情報を掲載。 ■解説 2019年6月15日~11月13日に販売された当該製品30本は製品検査が実施されておらず食品衛生法に違反するため、製造者 (ばーむさんく) による自主回収が実施されている。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。 https://www.recall.caa.go.jp/result/ detail.php?rcl=00000025442&screenkbn=06 12月5日 米国FDAが医薬品成分 (タダラフィルなど) 、アルカロイドを含む製品に注意喚起 ■注意喚起および勧告内容 ■解説 これは、米国FDAによる海外輸入品の調査で判明した事例。整腸を謳う当該製品を分析したところ、医薬品成分であるタダラフィル、およびpaynantheine、mitragynine (クラトム (kratom) に含まれるアルカロイド) が検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。 https://www.fda.gov/drugs/medication- health-fraud/public-notification-detox- plus-contains-hidden-drug-ingredients クラトム (kratom) タイ、マレーシア、インドネシア、パプアニューギニアに自生する植物Mitragyna speciosaの通称 (別名:アヘンボク) 。痛みやうつの改善など様々な効果を謳って販売されているが、利用により痙攣発作、肝障害などの重篤な病態を含む様々な健康影響を生じるリスクがあり、死亡事例も報告されている。 日本ではKratom (省令名:ミトラガイナ スペシオーサ、ミトラガイナ属に属する他の種との交雑種を含み、直ちに人の身体に使用可能な形状のもの) およびこれに含まれる2物質(7-Hydroxymitragynine、Mitragynine) が指定薬物とされている。 12月6日 オーストラリアTGAが医薬品成分 (フルオキセチン) を含む製品に注意喚起 ■注意喚起および勧告内容 製品名 Kulchaya Sheaya Lenderカプセル 検出された医薬品成分 フルオキセチン ■解説 当該製品を分析したところ、医薬品成分であるフルオキセチンが検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。 https://www.tga.gov.au/alert/ kulchaya-sheaya-lender-capsules フルオキセチン (fluoxetine) 海外では承認されている抗うつ薬であるが、日本国内では未承認。副作用としては悪心・嘔吐、下痢、食欲不振、頭痛、睡眠障害等が報告されている。 |
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①メタボを治すと心血管疾患リスク大幅減 メタボリックシンドロームは予防が第一であることはいうまでもないが、一度なってしまっても努力して治せば、心血管疾患リスクは半分近く減らせることが明らかに。韓国ソウル大学が行った全国規模の調査結果から。 メタボリックシンドローム(ウエスト周囲径が基準値以上で、かつ血圧・血糖・血中脂質の3つのうち2つ以上が基準値以上)は、心血管疾患のリスク増加と関連していることが知られているが、努力してこの状態を脱すると、リスクはどの程度減少するのだろうか? これまで、メタボリックシンドロームの状態の動的な変化と心血管疾患のリスクの変化との間に関連があるかどうかを示す、人口規模の証拠は存在しなかった。 ソウル大学医学部の研究者らは、国民健康保険データベースのデータを分析して、メタボリックシンドロームからの回復またはメタボリックシンドロームの発症が心血管疾患のリスクの変化との関連について、全国的調査を行った。 対象としたのは、2009年から2014年までに国民健康診断を受けた955万人以上。研究参加者はそれぞれ、一般的な健康診断を計3回受けた結果から、メタボリックシンドロームの状態に応じて4つのグループに分けられた。 1)メタボリックシンドロームが継続していた人 2)新たにメタボリックシンドロームとなった人 3)メタボリックシンドロームを脱した人 4)メタボリックシンドロームにならなかった人 研究者らは、これら4つのグループ間で心血管疾患または脳卒中を発症するリスクを比較し、メタボリックシンドロームを脱した人は、メタボリックシンドローム状態のままの人と比較して心血管疾患のリスクが低いことを発見した。 具体的には、心血管疾患の発症率はメタボリックシンドロームを脱したグループで4.55/1000人・年、継続していたグループで8.52/1000人・年だった。なお、メタボリックシンドロームを新たに発症したグループは6.05/1000人・年、メタボリックシンドロームにならなかったグループでは1.92/1000人・年であり、ここでも大きな差がみられた。 https://annals.org/aim/article-abstract/2756142/ altered-risk-cardiovascular-events-changes- metabolic-syndrome-status-nationwide-population |
②腸内細菌は胎児にもあった! 胎児にも腸内細菌が存在することが確認された。この発見は、早産が危惧される場合に胎児の腸内細菌を活性化して成長を促進したり、生後早期の感染リスクに備えるなどの方法への道を開くかもしれない。米アン&ロバートH.ルーリー小児病院の研究。 免疫系と代謝に重要な役割を果たす、腸内細菌が胎児にも存在することが、ヒトとマウスの研究から明らかになった。また、胎児の腸内細菌叢が母親由来であることも確認された。これらの発見は、妊娠中の潜在的な介入への扉を開き、早産が危惧される場合に胎児の腸内細菌叢を刺激して胎児の成長を促進し、初期の生命感染リスクに備えるなどのことができるようになるかもしれないという。 「私たちの研究は、複雑な腸内細菌叢が母親から胎児に伝わるという強力な証拠を提供します」と、主任研究責任者であるパトリック・シード博士は話す。「次世代のDNAシーケンスのみに依存する他の研究とは異なり、胎児の腸内細菌叢の存在に関する数十年にわたる論争を解決するために、顕微鏡と培養技術を使用してシーケンス結果を検証しました。現在、胎児の免疫システムや代謝の発達促進を、母親の腸内細菌叢を活性化することにより追求することができます。将来の病気をもっと早い段階で予防することが期待されます」 ヒトの腸内細菌叢は、1兆個を超える細菌で構成され、ており、その数はすべてのヒト細胞の10倍に及ぶと推定されている。研究により、特定の腸内細菌叢の特性が肥満、アレルギー、喘息、糖尿病、自己免疫疾患、うつ病、および様々ながんとの因果関係が明らかになっている。人生の初めとそれ以降に子供たちの健康を改善するためには、どのような介入ができるかについて、さらに研究が必要だ、とシード博士は述べている。 https://insight.jci.org/articles/view/127806 (KC 腸内細菌は、産道を出るときにはじめてと言う様な感じで話されていたようにも思うが、そうではないようですね。) |
③歯磨きは心臓病のリスクを減らすかも 良く歯磨きする人は、心臓病のリスクが低い傾向があるようだ、という韓国・梨花女子大学医学部からの研究報告。 以前から、口腔衛生の悪さが血液中の細菌につながり、体内に炎症を引き起こすことが示唆されていた。炎症は、心房細動と心不全のリスクを高める。本研究では、口腔衛生とこれら疾患の発生との関係を調べた結果、歯磨きを頻繁に行なう習慣のある人は心房細動および心不全のリスク低下とリンクしていることがわかったという。 この後ろ向きコホート研究には、心房細動または心不全の病歴のない40-79歳の韓国国民健康保険制度の参加者161,286人が登録された。参加者は、2003年から2004年の間に定期健康診断を受けた。身長、体重、臨床検査、既往歴、生活習慣、口腔衛生、口腔衛生行動に関する情報が収集された。 10.5年(中央値)の追跡期間中に、4,911人(3.0%)の参加者が心房細動を発症し、7,971人(4.9%)が心不全を発症した。 解析の結果、1日3回以上の歯磨きは、心房細動リスクの10%低下と関連し、心不全リスクの12%低下と関連した。この関連は、年齢、性別、社会経済的状態、定期的な運動、アルコール消費、肥満度指数、および高血圧などの併存疾患とは独立していた。 この研究ではメカニズムを調査していないが、1つの可能性として、頻繁な歯磨きが歯肉下バイオフィルム(歯と歯肉の間のポケットに存在する細菌)の細菌を減らし、それによって血流への移動を防ぐことがあげられるという。 2047487319886018 |
④心肺フィットネスの改善は認知症なしの長寿につながる? 60歳前後で心肺フィットネスレベルが低かった者でも、その後それが改善されることで認知症のリスク低下と関連がみられた、というノルウェー科学技術大学からの研究報告。 1984年から1986年にHUNT調査の第一波として約75,000人のノルウェー人が登録した。11年後、HUNT2が組織され、同じ参加者から約33,000が登録した。30,000人以上が充分な回答をして、今回の分析に含められた。 1995年から2011年の間に別の研究の参加者中920人が認知症と診断された。そのうち320人はHUNT1とHUNT2にも参加していた。 データ解析の結果、HUNT1と2で心肺フィットネスが低かった者に比べ、高いフィットネスを維持していた者は認知症のリスクが40%挽くかった。2回の調査の間に心肺フィットネスが上昇していた者は、認知症のリスクが48%低かった。 「運動を始めるのに遅すぎることは絶対にないということは重要だ。我々の研究の参加者の平均年齢は開始時で60歳であり、心肺フィットネスの改善は認知症リスクの低下と強く関連していた。改善によって認知症なしに2年長く生きることが期待できた」と主任研究者のアテフェ・タリ教授は語っている。 https://www.thelancet.com/journals/lanpub/ article/PIIS2468-2667(19)30183-5/fulltext |
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行政公表資料より
特になし |
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イソフラボンに続く新たな改善法を発見
アスタキサンチンがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の改善に効果的であることを証明 (大阪大) https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/ 2019/191204-2 喫煙曝露により肺気腫を発症するマウスにアスタキサンチンを投与したところ、肺組織における抗酸化能の上昇と肺気腫の抑制効果を認めました。 (KC まだ、動物試験の段階ですが、COPDの改善になるなら、良いですね。) 世界初!ナス由来の成分による血圧改善、気分改善効果を実証 (信州大) http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/ agriculture/news/2019/11/post-295.php 日頃からストレスを感じているⅠ度高血圧者および血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)を対象とした臨床試験(プラセボを用いた二重盲検ランダム化比較試験)により、ナス由来コリンエステルを含むナス搾汁粉末の継続摂取による血圧改善効果と気分改善効果を確認しました。 (KC 確かに降圧作用も、プラセボと有意差は出ていますが、絶対値としては、3かでイニシャルと比べて-5mmHgくらいです。) メープルシロップの血糖値上昇抑制効果に期待 新しいオリゴ糖「メープルビオース」を発見 (近畿大) ●天然甘味料であるメープルシロップから、新しいオリゴ糖「メープルビオース」を発見 ●ラットによる動物実験では、微量のメープルビオースを同時摂取するとショ糖の吸収を半分に抑制 メープルビオースは、砂糖の主成分であるショ糖の分解酵素であるスクラーゼの阻害活性が強いことが特徴と考えられる。 (KC この記事は、喜ぶ食品メーカーさんがいるでしょうね。) ドライアイ未診断者を特定し、その危険因子を明らかに iPhone アプリ「ドライアイリズム」を用いた医療ビッグデータによる臨床研究 (順天堂大) 20191129-03.html iPhoneアプリケーション「ドライアイリズム®︎」によるクラウド型大規模臨床研究を実施した 4,454名の医療ビッグデータを検証し、53.8%(2,395名)のドライアイ未診断者を特定した ドライアイ未診断者では、若年齢、男性、膠原病・精神疾患・眼手術歴の既往がないこと、コンタクトレンズの装用経験がないことが危険因子であることが明らかになった (KC ドライアイと診断されるべき人が、実は多くいるということですかね。) 2型糖尿病女性患者における低用量アスピリン療法の認知症予防効果を臨床試験で明らかに (兵庫医科大学) news_releases/topics/20191205-01.html 脳卒中や心血管疾患の再発予防のために使用され、血液をサラサラにする作用がある「低用量アスピリン療法」が2型糖尿病患者において認知症予防の効果を有しているかを検証するために、臨床試験を延長して解析しました。その結果、低用量アスピリン療法が、2型糖尿病患者の女性の認知症発症リスクを低下させる可能性を明らかにしました。 |
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特定保健用食品
12月6日 2件 許可 1 商品名:強炭酸水プラス 天然水仕立て 申請者:アサヒ飲料株式会社 関与する成分:難消化性デキストリン (食物繊維として) 許可を受けた表示内容:食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる食物繊維(難消化性デキストリン)の働きにより、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするので、脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後の中性脂肪が気になる方の食生活の改善に役立ちます。 1日摂取目安量:1本(490ml) 区分:規格基準型 許可日:R1.12.6 許可番号:1802 2 商品名:国産六条大麦使用食物繊維入り麦茶 申請者:イオントップバリュ株式会社 関与する成分:難消化性デキストリン (食物繊維として) 許可を受けた表示内容:食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる食物繊維(難消化性デキストリン)の働きにより、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするので、脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後の中性脂肪が気になる方の食生活の改善に役立ちます。 1日摂取目安量:500ml 区分:規格基準型 許可日:R1.12.6 許可番号:1803 |
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※【届出番号】【商品名】【届出者】【届出者】【食品の区分】【機能性関与成分名】【表示しようとする機能性】の順で掲載。 |
E477 サン・アンセリン 株式会社サン・クロレラ サプリ アンセリン 本品にはアンセリンが含まれます。アンセリンは、血清尿酸値が健常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑制することが報告されています。 E478 大人の1粒習慣 株式会社協和 サプリ サラシア由来サラシノール 本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには食事から摂取した糖の吸収をおだやかにし、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。 E479 血圧が高めの方の血圧測低GABA(ギャバ) 株式会社日本薬業 サプリ GABA 本品にはGABAが含まれます。GABAは血圧が高めの方の血圧を下げる機能や、デスクワークに伴う短時間の精神的ストレスの軽減およびリラックス作用が報告されています。 E480 青魚バランスケア EPA(イーピーエー)+(プラス)DHA(ディーエイチエー) ビーエイチエヌ株式会社 サプリ EPA・DHA 本品にはEPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには、加齢に伴い低下する健康な中高齢者の認知機能の一部である記憶力(言葉や見たものを思い出す力)を維持する機能が報告されています。また、EPA・DHAには健康な成人の血中の中性脂肪値を低下させる機能が報告されています。 E481 ディアナチュラゴールド 松樹皮由来ポリフェノール アサヒグループ食品株式会社 サプリ 松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として) 本品には松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)が含まれます。松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)には、悪玉(LDL)コレステロールが正常域で高めの方の悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能が報告されています。 E482 ボコス アピ株式会社 その他加工 酢酸 本品には酢酸が含まれます。酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 E483 快糖茶+ 株式会社マッチバンク その他加工 難消化性デキストリン(食物繊維) 本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑え、食後に上がる中性脂肪や血糖値を抑える機能が報告されています。食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。また、お腹の調子を整える機能があることも報告されています。 E484 32種類の発芽GABA雑穀米 ベストアメニティ株式会社 その他加工 GABA 本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方に適した機能のあることが報告されています。 E485 サラッとGABA(ギャバ)シア 銀座ステファニー化粧品株式会社 サプリ GABA、サラシア由来サラシノール 本品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。 本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには、糖の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されています。 E486 イミダの力パウダー 日本ハム株式会社 サプリ イミダゾールジペプチド 本品にはイミダゾールジペプチドが含まれています。イミダゾールジペプチドには、日常生活によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。一時的なからだの疲れを感じている方に適した食品です。 E487 クロワールアイ・Q 株式会社エーエルジャパン サプリ ルテイン・ゼアキサンチン 本品には、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン・ゼアキサンチンには目の黄斑部の色素密度を上昇させる機能があり、ブルーライトなどの光による刺激を軽減すること、コントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減しくっきり見る力)を改善すること、高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能があることが報告されています。 E488 機能性表示食品 賢人の緑茶 オリヒロプランデュ株式会社 その他加工 イソマルトデキストリン GABA ●本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。イソマルトデキストリンには食後の血糖値の上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇を穏やかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。 ●本品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品は、健常人で血圧が高めの方に適した食品です。 E489 GABA(ギャバ)トリプル 株式会社日本予防医学研究所 サプリ GABA 本品にはGABAが含まれます。GABAは、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感を緩和することが報告されています。また、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。さらに、一時的に落ち込んだ気分を前向きにする(積極的な気分にする、生き生きとした気分にする、やる気にするなどの)機能があることが報告されています。 E490 メンタルバランスチョコレートGABA(ギャバ)for Sleep (フォースリープ)<ミルク> 江崎グリコ株式会社 その他加工 γ-アミノ酪酸 本品にはγ-アミノ酪酸が含まれます。γ-アミノ酪酸には、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つ機能があることが報告されています。 E491 鰹頭DHA(ディーエイチエー) 株式会社こちら南国便 サプリ DHA・EPA 本品にはドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が含まれています。DHA・EPAには、中性脂肪を減らす機能があることが報告されています。中性脂肪が気になる方におすすめします。 E492 ナップル 抑脂サプリ エムジーファーマ株式会社 サプリ グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン 本品にはグロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンが含まれます。グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンには食事の脂肪の吸収を抑えるとともに吸収された脂肪の分解を高めることにより、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることが報告されています。 E493 血圧サポートa 株式会社ファンケル サプリ トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)・γ-アミノ酪酸(GABA) 本品にはトリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)とγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれます。トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)とγ-アミノ酪酸(GABA)は、高めの血圧を下げ、正常な血圧を維持する機能が報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。 E494 日ノ茜PLUS(ひのあかねプラス) TB20P 吾妻化成株式会社 その他加工 エピガロカテキンガレート(EGCG) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCG)が含まれています。EGCG は、食後血糖値の上昇を緩やかにすることが報告されています。 E495 昆布つゆプラス ヤマサ醤油株式会社 その他加工 イヌリン 本品にはイヌリンが含まれています。イヌリンは善玉菌として知られているビフィズス菌を増やすことで、おなかの調子を整えることが報告されています。 E496 ビルベリー晴活 株式会社晴活堂 サプリ ビルベリー由来アントシアニン 本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和し、目の使用による一時的な首・肩の負担を軽減することが報告されています。 E497 尿酸セーブ 富士産業株式会社 サプリ ルテオリン 本品には、ルテオリンが含まれます。ルテオリンには尿酸値が高め(5.5 mg/dL超~7.0 mg/dL未満)な方の尿酸値を下げる機能が報告されています。 E498 おやすみGABA(ギャバ) 株式会社ベンチャーバンク サプリ GABA(γ-アミノ酪酸) 本品にはGABA(γ-アミノ酪酸)が含まれます。GABA(γ-アミノ酪酸)には、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。 E499 マイニチケア おやすみタブレット 株式会社ロッテ その他加工 L-テアニン 本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンには睡眠の質を向上(起床時の疲労感を軽減)する機能が報告されています。 E500 プリンセスパプリカ 株式会社スマートアグリカルチャー磐田 生鮮 GABA 本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 E501 養蜂堂GABA(ギャバ) 株式会社ベンチャーバンク サプリ GABA(γ-アミノ酪酸) 本品には、GABA(γ-アミノ酪酸)が含まれます。GABA(γ-アミノ酪酸)には、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能や、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 E502 丈夫な骨を維持したい方のケア習慣 本草製薬株式会社 サプリ 大豆イソフラボン 本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。 E503 ニップン アマニ油プレミアムリッチ 日本製粉株式会社 その他加工 α-リノレン酸 本品にはα-リノレン酸が含まれます。α-リノレン酸は血中の悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる機能があることが報告されています。 |
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2019年11月29日付け
A98 「飲む食べる私のサプリ」 富士フイルム株式会社 ・・・・サラシア由来サラシノール 撤回理由 「販売終了のため」 機能性表示食品の届出一覧は、情報検索のデータベースで確認できます。 https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/ |
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今週も最後まで、お付き合いいただき有難うございました。 こんばんは。 久しぶりに夜の配信になってしまいました。 今年も残り何日といったカウントダウンも始まってきました。 自分が主催する研修会は、年内は明日最後。「終わりよければすべて良し」という言葉を信じ、もう1日全力投球してきます。 木曜日に都内で、アンチ・ドーピングのシンポジウムを共催で開かせていただきましたが、多くの方に来場いただきました。さらに、多くのシンポジウムで、パネルディスカッションの時点で早めに帰られる方が出るものですが、今回はほとんどそういう方もおられず、やはり関心の高かったテーマだったことがよくわかりました。 サプリメントのドーピング問題、我々薬剤師もしっかりと勉強していかないといけないですね。「サプリメントは使わないでください。漢方薬は使わないでください。」本当に、この答えでよいのか、考える時ではないでしょうか。 それでは、残り3週間、体調管理に気御付けて、楽しみましょう。(KC) |
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