薬剤師さんのための健康食品情報第219号
平成30年4月1日 第1号発行
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行政からの通知、取り締まり等 |
先週の行政の動き (6月19日~6月25日) 6月17日 ダイエット用食品から医薬品成分が検出されました (川口市) https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/ files/group/86/tyuuikanki20220617.pdf |
令和4年6月8日、インターネットを通じてダイエット用食品を購入した市民から体調不良の相談があったため、当該製品を検査したところ、国内で医薬品として承認されていない医薬品成分のシブトラミンが検出されましたので、下記のとおりお知らせします。 医薬品成分が検出された製品 名 称:DETOXERET Chokolade 内容量:1箱30個入り(個包装) 内容物:チョコレート(固形) 検出された医薬品成分について 成分名:シブトラミン 7.0mg/個 |
6月22日 医薬品成分を含む製品による健康被害(疑い)(北九州市) https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ ho-huku/18301292.html |
SNSを通じて購入したダイエット用健康食品を摂取した市民から体調不良の相談が6月7日(火)にあり、当該製品を本市保健環境研究所で検査したところ、医薬品成分の「シブトラミン」「フェノールフタレイン」が検出されましたので、お知らせします。 |
名称 Detoxeret ゼリー(セロリと海藻の風味、ブラックカカオ蜂蜜風味) 形状 ゼリー状 検出された医薬品成分 ① セロリと海藻の風味 シブトラミン 1.0mg/g (1 本 20g として含有量は 20mg/本と推定) フェノールフタレイン 0.080mg/g (1 本 20g として含有量は 1.6mg/本と推定 ) ② ブラックカカオ 蜂蜜風味 シブトラミン 1.2 ㎎/g (1 本 20g として含有量は 24mg/本と推定) フェノールフタレイン 0.097 ㎎/g (1 本 20g として含有量は 1.9mg/本と推定 ) (KC 最近見つかっているものと同じですが、メルカリ当たりでも出回っていたらしく、かなり被害者はいそうですね。) |
6月22日 「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」の啓発チラシ・ポスターの公表 (消費者庁) 「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」の啓発チラシ・ポスター https://www.caa.go.jp/policies/policy/ food_labeling/food_sanitation/food_additive/ assets/food_labeling_cms204_220622_01.pdf 「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」の10類型イラスト https://www.caa.go.jp/policies/policy/ food_labeling/food_sanitation/food_additive/ assets/food_labeling_cms204_220624_01.pdf (KC たぶん、一般人は、このチラシを見ても、何のことを言っているのかわからないと思う。) |
月24日 令和3年度 食品表示に関する消費者意向調査報告書の公表 (消費者庁) 令和3年度食品表示に関する消費者意向調査 報告書 https://www.caa.go.jp/policies/policy/ food_labeling/information/research/2021/ assets/food_labeling_cms201_220624_01.pdf |
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①ラガービールが男性の腸内微生物を助ける可能性? |
ラガービールが男性の腸内微生物を助ける可能性? アルコールが入っていなくてもラガービールには、男性の腸内細菌を改善する効果があるようだ、というポルトガル・NOVAデ・リスボン大学からの研究報告。 研究チームは、19名の健康な男性を対象にランダム化二重盲検対照試験を実施し、毎日325mlのラガービールまたはノンアルコールラガーを4週間摂取した。 その結果、両群とも腸内細菌叢の細菌多様性が高まり、糞便アルカリホスファターゼが上昇し、腸の献上状態が改善したことが示唆された。 以前に実施された男女両方を対象にしたクロスオーバー試験では、ノンアルコールラガーの30日間摂取で腸内細菌叢の多様性が増加したが、アルコール入りのラガービールにはその効果は見られなかった。 今回、異なる結果が得られたことに対して、研究チームは、研究デザインや参加者の居住地域が異なるためではないか、としている。 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jafc.2c00587 |
②フルクトースはグリセリン酸を介して糖尿病リスクを高める? |
フルクトースはグリセリン酸を介して糖尿病リスクを高める? フルクトースの代謝物であるグリセリン酸がインスリン産生細胞を障害して糖尿病リスクを高めるようだ、という米国テラサキ生物医学創発研究所によるマウスを用いた動物実験の報告。 高脂肪・高砂糖食を与えられたマウスの実験で、フルクトース代謝が高まり、大量のフルクトース代謝中間体(グリセリン酸)が小腸で生成して血液中に放出されることが確認された。 研究チームがD-グリセリン酸尿症の患者を調べた結果、血中のグリセリン酸濃度が異常に高く、これは糖尿病の独立した顕著なリスク因子であることが明らかになった。 そこで、研究チームがマウスにグリセリン酸を投与するとグルコース障害が起こり、これはインスリン抵抗性の上昇ではなく血中インスリン濃度の低下によるものであることを発見した。 グリセリン酸を投与されたマウスの膵島細胞ではインスリン産生β細胞の死滅が確認された。 以上のことから、フルクトースの大量摂取をもたらす西洋型食事による、長期にわたるグリセリン酸への体内曝露は、膵島細胞の損傷と糖尿病発症のリスクを高めることが示唆された。 https://www.sciencedirect.com/science/ article/abs/pii/S1550413122001899?via%3Dihub |
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特定保健用食品
先週のトクホ・機能性表示食品情報(6月19日~6月25日) 特定保健用食品 6月25日 2件 許可 商品名:日清MCTリセッタ 申請者:日清オイリオグループ株式会社 関与する成分:中鎖脂肪酸 許可を受けた表示内容:この油は、中鎖脂肪酸を含み、体に脂肪がつきにくいのが特徴です。体脂肪が多めの方や肥満気味の方は、通常の油に替えて、この油をお使いいただくことをおすすめします。 1日摂取目安量:14g 区分:特保 許可番号:1836 商品名:ホット特茶 TOKUCHA 申請者:サントリー食品インターナショナル株式会社 関与する成分:ケルセチン配糖体(イソクエルシトリンとして) 許可を受けた表示内容:本品は、脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体の働きにより、日常の身体活動による脂肪を代謝する力(脂肪の分解・消費)を高め、体脂肪を減らすのを助けるので、体脂肪が多め方に適しています 1日摂取目安量:500ml 区分:特保 許可番号:1837 詳細は、 https://www.caa.go.jp/notice/assets/ food_labeling_cms206_220624_02.pdf |
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※効率的に使用できるよう、外部サイトへのリンクを貼りました。 会社名のリンク::機能性表示食品まとめ一覧 ■制度開始から届出た商品を確認できます。 商品名のリンク:機能性表示食品リストとエビデンス ■エビデンス詳細・製造工場・摂取時の注意等を確認できます。 |
届出撤回情報 今週はなし |
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こんにちは |
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